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ペレットおじさんはそろそろ山に入ろうかと・・・
アウトドア
みなさん、こんにちは。水曜担当「葉山のペレットおじさん」ホシでございます。
最近よく山に入ってます。
もちろんペレット関連なんですが、地元葉山で協力していただける森林保全グループのかたと一緒に葉山の山に入ったりするんですが、本当におそらく日本中どこでも同じ状況でしょうが、山は荒れています。
戦後に必要だということで杉などがたくさん植林がされたのですが、安い輸入材におされ国産材が売れず、手間のかかる間伐や枝打ちなどの手入れがされなくなり、そのせいでさらに良い材がとれなくなり、見放されるという悪循環。
そういった状況が少しでも良くなるようにと、私たちもペレットストーブの販売をしているのですが・・・
先日あの「通販生活」で有名なカタログハウスさんにおじゃまする機会がありまして、カタログハウスさんの取り組んでいるペレット事業を見せていただきました。
現在カタログハウスさんは、山からの原木の切り出しから、燃料製造、そして燃料の販売・流通までを一社で行っています。その全工程をみせていただきましたが、やはり山から木を切り出す林業チームは印象的でした。
現在は茨城県を中心に作業をされているようなのですが、まぁ50年以上は手入れのされていないような山ですから、だいたい作業に入れるように道からつくるようなところからのスタートだそうです。
わたしがおじゃましたところは、木もだいぶ樹齢がたっているものが多いので、間伐(間引く)と言うよりは皆伐(その一帯を全て切り出す)して、植林し直したそうです。
「山をリセットする」とおっしゃっていました。
そういった状況ですから、大きな重機がはいるわけでもなく、少人数で地道に作業を進めている状況でした。
私たちの地元葉山や三浦半島は、杉やヒノキといった針葉樹は少ないのですが、おじゃました茨城県エリアはどこもかしこも見渡すかぎり杉だらけで、山に入って杉の木を見上げていると、これだけの量の森林資源はきっとペレットだけでは改善しないのかなぁ・・・なんて思ってしまうほどでした。
東京新聞にも意見広告として掲載されていたり、FacebookなどのSNSでもよく出る話題なので、ご存知のかたもいらっしゃると思いますが、あのパタゴニアの新しいキャンペーン。
http://www.patagonia.jp/patagonia.go?assetid=104648
もう至極当たり前の話しですね・・・
「ボクらはおしまいだ、健全な環境がなければ。」
というコピー。ちょっといろいろ考えている時に、グッとくる感じでした。