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不思議な出来事

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北澤 和典

2021.06.30
皆様こんにちは、こんばんは。アースフィールド課の北澤です。暑くなりましたね~。毎年夏になると体重が5キロ程落ちるのですが・・・水分でしょうか。 さて、前々回の続きで怖いものシリーズを書かせていただきます。自分が体験したお話しです。色々な体験をするようになった始めりの出来事です。信じるか信じないかはあなた次第です(笑) 夏休みになると、祖父、父、父の兄弟4人、自分、姉、妹のすべての面倒を見ていた母が疲れた体を癒しに戦争時代に神戸から疎開した奈良県の御杖村の山奥にある実家にまだ幼かった妹と私を連れて里帰りします。 祖母の家は平屋建てで立派な梁配りが見える家でした。6尺幅の千本格子の引き違いの扉を開けると土間が広がり薪をくべてご飯や料理を作るカマドがありその隣には3帖程の空間に五右衛門風呂があります。まだ小さかった私は五右衛門風呂のスノコを沈めて入る事が難しく沈めている最中に足を外して挟まれたりしてました。 祖母は頭の良い女性で私に人様に馬鹿にされるような人間になったらあかん、1に勉強、2に勉強や、3~4が無くて5に勉強や・・・ぎょうさん勉強せな~あかんど!。っと口癖のように言われてました。その事からか勉強嫌いな人間になったような気がします。 夕食には野菜がテンコ盛りのおかずが丸いちゃぶ台にならび、祖母のお手製のほうじ茶が出ます。これがまた美味しい。窓の網戸にはカナブンやカブトムシ、クワガタが明りにつられていっぱいやってきます。ご飯も食べずにとろうとすると『きょうび(多分、今どきの子という意味)の子はそんなに虫が珍しいのかのう~、そんなもんこの山にいっぱいおるわ。焦らんで良いからご飯たべっ!』っと祖母に怒られる。怖いが根は優しい祖母だった。 消灯の時間、祖母の『電気消すよ』の声と共に電気が消え、窓から月明かりが差し込む。そのうちトイレに行きたくなり家から離れたトイレに母に付き添ってもらい(落ちる事があるから)板を2枚渡しただけのトイレでようをたす。トイレの小屋の中にはゲジゲジやらムカデ、蛾が沢山いる。 布団に入り窓の外を見ているとブンッっという音と共に網戸に虫がたかる。網戸についた虫を見てはジッと観察していた。 何時頃だろうか・・・足の裏を誰かがくすぐる。我慢できずに目を覚まし足の方を見るが誰もいない。上部の梁の方がキラキラと明るい事に気づき目をやると、銀色に輝く狐が梁の上に座り私をジッと見つめていた。 よく見ると尻尾が何本も生えていてフサフサとしている。目はキリっと吊り上がり、でも怖さを感じなかった。そのまま見ていると頭の後ろが重くなり気が遠くなって朝を迎えたのを覚えている。 翌朝、祖母にその話をすると『そりゃ神様だな、お前が悪さしないか見てるんだよ』そう言って梁の上の小屋束の横を見せてくれた。小さな自分には見えなかったのだが祖母に持ち上げられ束の横に張ってある薄汚れた御札が初めて見えた。そこには狐の絵と赤い鳥居の様な絵が描かれていたのを覚えている。 息子にその不思議な体験を話したことがあるのですが『お父さん、それポケモンにでてくるモンスターだよ!キュウコン』っとポケモンカードを見せてくれました(笑)。まさにそのカードの絵のままでした。(ネットで検索) 下手な絵ですみません その日を境に色々な不思議な体験をするようになりました。怖い事もあったが何かの力で助けられていると感じたことも多くあります。信じるか信じないかは・・・あなた次第!!。 また、いずれこのブログで不思議な出来事をお話ししたいと思います。 最後まで長文をお読みいただきありがとうございまいした。  

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