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『とても貴重な体験』
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こんにちは、住宅事業部の尾見です。
今回は、人生50年の中で、今まで、これからも二度と体験でいないのではないかという大変貴重な経験をさせて頂きました。
実は、ある方のご招待にて、浅草雷門の知る人ぞ知る、老舗絶品鴨料理の『鷹匠 壽』さんに連れて行って頂きました。
この『鷹匠 壽』というお店は、完全会員制、会員数もかなり少なく、まず普通には食べに行くことができないお店。
「一見さん完全お断り」
「予約が取れないお店」
「選ばれた常連さんのみが予約を許されるお店」
「皇太子殿下と雅子さまが初デートで訪れたお店」
「死ぬまでに一度は味わいたい絶品真鴨料理」
とにかく食べたければ、どうにか会員の方とお知り合いにならなければ食することにたどり着かないという、とにかくハードルの高いお店なのです。
写真撮影NGなので、外観写真だけになりますが、こんなお店です。
昔、東京浅草周辺は、広大な草原、湿地帯があり、そこに生息している野鳥を狩る、鷹狩を大名や殿様などがさかんに行っていたようです。
狩ったばかりの真鴨などをその場で味わう「お狩場焼き」の味は格別だったようです。
その伝統の味わい方を、現在の浅草の地で受け継いでいらっしゃるのが、「鷹匠 壽」さんなのです。
座席(和室)が4室と、一日に4組のお客様のみ。
いざ、席に着かせて頂き、待つこと数十分、そら豆、塩雲丹、砂肝焼、レバー焼と序章を味わう。もうすでにうまい。
ここからが本番と、七輪が登場し、刀をつくる玉鋼でつくられた硯のような大きさの焼板が登場。この鋼板を七輪で熱する事、300度、捌かれた各部位の真鴨が登場。
赤い鴨の身が美しい。
目の前で、一枚づつ丁寧にじっくりと様々な焼き方で調理して頂き、時間をかけて一枚づつ食す。
歴史、様々な伝統、格式も相まって、食べる一切れの味は、今後二度と味わえないだろう、言葉にあらわせない程の美味でした。普段食している合鴨とはまるで別物の鴨。
まずそもそも、真鴨自体食べた事がなかったので、感動の連続でした。
この先、鴨料理食べるたびに思い出してしまうんだろうと。。。
当日、諸事情でお酒を堪能することができなかったのですが、このお店はお酒の持込が自由で、常連さんは皆さま、各々好みの赤ワインを持参し、真鴨とワインのマリアージュを楽しまれているようです。
またいつか味わえる事を夢みて、この至福な一時を脳裏に刻んだ私でした。
WEBで「鷹匠 壽」と検索頂くと、ホームページはないのですが、いろいろな方のコメント見る事が出来ます。そこに料理写真もありますので、ご興味ある方は覗いてみてください!
今回は、尾見の幸せ自慢でした。m(_ _"m)