逗子 T様邸インタビュー~Middle~

スターホームとの出会い

静かな海辺の町、逗子市小坪。
人口 8000 人ほどの小さな町は、国道134号線から外れた場所に位置し、湘南エリアでも穏やか。
一角には海外のリゾートを彷彿とさせる「逗子マリーナ」を有し、上質な時間を日常から味わうこともできるエリアです。


横須賀ご出身のご主人の小坪歴はご結婚前から。
お子様の成長と共に、"家を建てる"という選択をしたT様ご夫妻。
数年前から小坪エリアに希望サイズの土地が出ないかとアンテナを張られていたそう。
不動産会社の担当さんから紹介されたいくつかの地元ホームビルダー。
そのうちの一つが、スターホームだった。
HPで見た施工事例が気に入って、葉山のオフィスを訪れたのがスターホームとの出会いでした。

家づくりを始めた背景

「新居から徒歩4,5分のところに住んでいたんです。子供たちの小学校を変えたくないという理由で小坪エリアで土地を探していました」

それまで住んでいたお家はご結婚前に購入した中古物件で、成長した娘さんたちから「きれいなお家に住みたい」とリクエストされたことが家づくりのスタートだったと言います。


「もともと、ここ(現在のご新居)に土地が空いているのは知っていました。草木が生繁っていて、ここに家が建てられることも、どんな家が建つのかも全くイメージつきませんでした」

と語るT様ご夫妻。
立地と土地のサイズが理想的だったため、売りに出た瞬間に購入を決断したそうです。


スターホームで最初にお話したマネージャー尾見の人柄、設計松野のプラン、そして打合せ場所が近いという利便性も相まって、家づくりのパートナーにスターホームを選びました。
担当した(設計)松野はT様の土地を視察した時のことを振り返ります。


「ここは小さな山のよう。土地にかかる制約がとても多い中、最適だと思えるプランを考えました」

完成後に知らない方からも「あの土地を切り開いて建てたお家の方ですか?」と話しかけられることもしばしば。
街の住人からも注目を浴びていた一角に、T様の家づくりが始まったのです。

打ち合わせの様子

ご契約からお引越しまでの約1年間、お休みはお家づくりに時間を費やしてきたT様ご家族。
スターホーム葉山本社での打合せには家族で出掛け、娘さんもお部屋の壁紙やカーテンは自分たちでセレクト。
寝室の天井に取り付けたシーリングランプ兼プロジェクター"アラジン"、2つの子供部屋を繋ぐロフト空間、2階への階段下の造り付けのテーブルスペース。
それらは、スターホーム開催の見学会や、ご契約前に訪れた住宅展示場で見てきたものがヒントに。
暮らしを愉しむ工夫を随所に取り入れていかれたT様ご家族。


「家の中のことは妻の担当で…。僕はスターホームさんとのメールのやり取りと、スペースをどうとるかと、外構担当でした」
と打合せを振り返るご主人。

建材のセレクトや内装は奥様がご担当。


「(設計)松野さんに、こんな感じにしたいと持って行くアイディアはどれもこれも ”いいですね!やりましょう!” と言ってもらえて、上手く乗せられて毎回盛り上がって進みました。結果もイメージ通りで満足です」

(マネージャー)尾見とのやり取りも楽しそうに振り返るご夫妻。

「松野さんとの打ち合わせ中も登場してくれて、予算オーバーを警告してくれたり(笑)、当初は導入を考えていなかった(乾燥機)乾太くんも尾見さんのお勧めで、今は毎日の生活に欠かせません。」

ご家族が希望する心地のいい暮らしや、これからの未来。
T様ご夫妻の"選択"をカタチにし、よりよい提案をもたらした、スターホームの営業&設計&施工チーム。暮らしを根底で支えるのは建物だけではなく、家づくりの工程に込められた「住まい手」と「作り手」の想いなのかもしれません。

こだわりについて

「日あたりが良くて明るいところ」と声を揃えるT様ご夫妻。
玄関から一歩室内へ入ると包み込まれる、上階への抜け感や、ダイニングからリビングスペースにかけての採光のグラデーションがもたらす開放感。
高窓やリビングの大きな開口部から注ぐ、たっぷりとした自然光は1階の空間に奥行をもたらしています。


「洗面所はこだわりました。娘二人が大きくなったときを想定して、二人が同時に使えるようにカウンターはたっぷりと幅を持たせました。玄関からまず洗面スペースに行けるよう動線を計画したり、洗濯が洗面スペースで完結するように計画しました」

奥様の一番のお気に入り空間は洗面スペース。
こだわりの機能性もさることながら、タイルや小物選びも秀逸。
奥様も娘さんもついつい長居したくなる心地よいフェミニンな空間です。


「小坪は周辺にコインパーキングが少ないので、遊びに来た人が車を停められるように外部のスペースにゆとりを持たせました」

周辺の居住性を知り得た、T様ご主人様ならではの発想です。

「収納はすべて造作の棚としました。玄関の収納も、家族全員の服を納めたWICも、パントリーも。使いたいものが見えて使い勝手がいいです」
とご主人様。

中でも印象的なのは、キッチンの棚板。
上下2段の棚板には娘さんが習っている陶芸の作品がずらり。

「我が家の料理はすべて子供たちが作った器でいただいているんです。愛着のある器や作品がたくさんあるので、それを飾りたいなと思っていました」

明るくシンプルな空間に柔らかな彩りを添えるのは、娘さんたちの陶芸作品。

ライフスタイル

「休日は少し早めから家族でレストランに行くことが多いですね。お店へ出かける道中で子供たちと遊んだり。景色がよくて、子供たちの好きなメニューがあるお店というのが最近のチョイスの条件。徒歩圏内に逗子マリーナがあるのも魅力的です」

都内でのお仕事も多いご主人は、休日の"おいしい小坪時間"がパワーチャージのよう。
T様邸の平日は、放課後に娘さんのお友達が遊びに来てはにぎやかな時間が繰り広げられています。
外の空間とのつながりを意識して造られたT様のお家は、室内にいながら外の豊かな自然を感じられ、子供たちののびのびとした日常を支えています。


また、家は完成したけれど"夢みる空間”がまだ残っているというT様邸。
広大なお庭空間とその先の傾斜をせき止めるコンクリート壁。
緑の木々とコンクリートで織りなされた空間はラピュタの世界を地上にもってきたような風景です。

「テントを張ってキャンプもできるし、ゆくゆく家庭菜園として何か育ててもいいかな、ボルダリングもいいかも…」

大きさ様々な窓、抜け感を演出するように考えられた造りから、どこにいても視界に入り込む庭の豊かな緑。
秘密基地めいた贅沢な空間で、T様ご家族が自然と戯れるさまが目に浮かびます。
家づくりの続きを愉しめる時間に、ワクワクと豊かさで満ちたライフスタイルが創造される、そんな予感が溢れています。

これから家を建てる方へ

明るい木目、グレイッシュな内装材、アクセントにペールトーンの小物。
素材や色を絞ることで個性が明確になる方法論の好例のようなT様邸。


イメージづくりや動線の研究はとても大切だと語る奥様。
「コンセントの位置をよく考えることですね。どこに何を置く、何をする、イメージしてコンセントを配置できればもっとよかったです」
と、マイホーム検討の方には貴重なアドバイスをくださったご主人。


家づくりといえば、建材選びのみならず、インテリアや照明、インターフォン、収納小物…と選ばなくてはいけないものが無数にあるイメージ。


「スターホームさんの標準仕様に入っていたものがとてもよかったので”選択”のパワーを省けた部分が多かったです」
と室内の扉やスイッチを眺めながら語るT様ご夫妻。
”こだわり”と”おまかせ”のバランスも家づくりの成功の秘訣のようです。

家づくりは家族のスタイルや価値観を一層クリアにしてくれる工程。
価値観に合う創り手との出逢いは、暮らしに好循環をもたらしてくれる。
大切にしたい感覚です。

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スターホームの施工事例集、ご郵送させていただきます。

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