海まで歩いて2分。国道を渡って海に出るまでも、そう多くの時間はかからない。海好きにはたまらない場所に密かに誕生した、イエロー扉の家。そこがT様のビーチサイドスタイルの舞台です。
「海がそばにある日常はいいなと思っていました。逗子の小坪で生まれ育ったので葉山は子供の頃から身近でした。当時は葉山といえばアクセス的に不便だという印象がありました。」
そう話してくれたのは逗子出身の奥様。
そんなT様ご夫妻が、葉山の魅力に惹きつけられたのは、ご結婚後8ヶ月間の葉山暮らしの時代と言います。大学生時代はライフセービングに携わっていたお二人。海が持つ自然のパワーや、海と一体となって愉しむ数々のマリンアクティビティ。
「暮らしてみたら、都内への通勤は、バス停やバスの本数も多くて思っていた以上に苦じゃなかったんです。それよりもとにかく葉山の町の雰囲気が(自分たちに)合うなと思いました。」
一度は葉山を離れて暮らす中、「海の近くで暮らしたい。暮らすのは葉山がいい。」そんな想いを募らせていたT様ご夫妻。
家とは違って不動産は唯一無二。地場の不動産会社やインターネットを駆使して土地探しに励んだT様ご夫妻。理想的な土地が予算内で売り出たタイミングで、土地を購入。おふたりらしさを活かした暮らしを育む場所に、葉山の地を選択しました。
「土地を決めた後、いくつか工務店を回りました。どこの工務店さんも"どんな家でも建てられますよ"という話をしてくれました。それならば、長い打合せ期間が楽しくなりそうと思えたスターホームさんにお願いしようと決めました。」
スターホームで出会った(マネージャー)尾見との明るくて楽しい会話が印象的だったと語る奥様。ご主人のお仕事の兼ね合いで、家づくりをどこにお願いするかの選択は奥様にゆだねられていたそうです。
「どんな家にしていこうかを色々と悩んでいた時、尾見さんが、スターホームさんで家を建てられた方のお家に一緒にお邪魔して中を案内してくださったんです。間取りを考える上でとっても参考になり、ありがたい機会でした。」
土地を購入した不動産会社の紹介がきっかけでしたが、スターホームとの出会いは理想のマイホームのみならず、これから始まる葉山暮らしの心強いパートナーとの出会いでもありました。
T様ご主人は、6カ月間世界中を航海しながら船のエンジンなどのメンテナンスを行い、日本に帰国後3カ月休暇をとるというワークスタイル。スターホームと契約後、日本を離れる渡航スケジュールだったご主人。奥様がお一人でも打合せを安心して進められるようにと、銀行とのやり取りや地鎮祭の日程等をすべてご主人の渡航日前までにと調整をしてくれたそう。結果的には渡航開始日がずれて、家づくりはほぼお二人で参加できたというT様ご夫妻。
「家づくりの工程で忘れられないのは、”屋上プラン”です。最初に屋上ありのプランをご提案頂きましたが、検討の結果、屋上なしとすることにしたのです。そのまま日本を離れましたが、屋上のある家への未練は残っていました。」
思い出深いエピソードを話してくれたご主人。その悩みを海上から尾見にメールで相談したと言います。
「尾見さんから『一度ボツになった後に、やっぱりやりたいと思ったことはやった方がいい』と言ってもらいました。そのアドバイスが背中を押してくれて、最終的に屋上ありのプランでお願いすることにしました。松野さんにはギリギリの所で図面を変更してもらったりととても大変な思いをさせてしまいましたが、想像以上の屋上空間に満足しています。」
出来上がった屋上と、自分たちの決断。その双方への満足感が語る言葉からも伝わってきます。
踏板のウッドと手すりのグレーのコントラストが絶妙な階段は、2FのLDKでアイコニックな存在感を放っています。
「屋上がなかったら、家は2Fまでで、この階段も存在しなかったんですよね」と、お二人が感慨深く見つめる階段の先に繋がる夢空間。
「リビングの開放性を損なわないように屋上をつくるというのが、難しくも面白いところでした。屋上に向かう階段や塔屋とリビング空間に繋がりを持たせることができて、立体的で面白い空間が生まれました。」
設計士松野もまた、最も印象に残っている打ち合わせエピソードに挙げたのが、”屋上プラン”でした。
家のディテールにビーチサイドスタイルを感じさせるポイントがいくつもあるT様邸。
「海から上がってきたら、まずボードラックにボードを置き、玄関前でシャワーを浴る。そのままペタペタとタイルを歩いてお風呂へ。海からの動線が一番のお気に入りです。」
「たっぷりとしたガレージ空間には、海遊びの道具が十分に納められます。海に行くときは、必要なギアをピックアップしてガレージから外に出るという動線も快適です。」
「航海から戻って、たっぷりとある休暇中は自分の趣味部屋(工作室)に籠るのも楽しい時間です。船室の整理収納からインスピレーションを得て、ツールは壁面一面に有孔ボードを取り付けてもらい見せる収納にしました。テンションがあがります。」
「寝室は寝るだけの部屋でいいとリクエストして仕上がった、潔いミニマルな寝室も、イメージ通りで気に入っています。」
枚挙にいとまがないとはまさにこのこと!と思う程、お気に入りポイントをたっぷりと挙げてくれたT様ご主人。
「私はサニタリー空間がいちばんのお気に入りです。」と、続くT様奥様。
グレイッシュな水色と木。アクセントに取り入れた花柄のクロス。憧れだったという大きなミラーを配置。インテリアもさることながら、ここでの家事動線もお気に入りのポイントという。
「今回初めて乾燥機を導入したんです。これがもうとっても快適で。洗濯して乾燥、衣類の収納までこのサニタリー空間で完結するんです。」
空間も行為も"好きなもの”で形づくられている、そんな印象を感じさせるT様邸。これまでの経験を通じて培われてきた、自分の中に沸き起こる"好き"の感情。その感情をとても大切にしているT様ご夫妻。それはモノ選びに限ったことではなく、行為に対しても同じこと。T様ご夫妻の暮らしに対する明確なイメージや想いをカタチにしてきたスターホームチーム。
「ここに引っ越してきて3週間。今は荷物の整理の日々なんです」そう、はにかむT様ご夫妻。
「これから、休日は海で遊び、お食事は屋上でとるのが理想です。お鍋を作って屋上でお鍋パーティーもいいですね。」
光と風がたっぷりと通るように考えられた空間で、これからのビーチサイドスタイルの夢を語るのも幸せなひととき。
目下、アプローチの枕木コンクリートをDIY中だというご主人。引っ越し作業やDIYの合間のお茶時間。お気に入りのキッチンに立って丁寧にコーヒーを淹れる奥様。自然のリズムに合せてゆったりした時間の流れを感じる葉山での暮らし。
「これから2Fリビングの先にデッキをつける予定なんです。まだ家づくりの途中みたいな感じです。」
そう語る奥様はどことなく楽しそう。あわてず、自分たちのペースで家づくりを愉しみ続けること。手に入れたマイホームを慈しみ、より心地よい暮らしへアップデートする。進化中のT様邸、ますます楽しみです。
潮風薫るビーチサイドという立地条件以上に、ご夫妻の醸し出す気さくでカジュアルな雰囲気が妙に心地よく、ついつい長居してしまうT様邸。家づくりも生活も"好き"を軸にやっていくと、いつの間にか心地よいところに収まってくる。T様邸はそんな家づくりの真髄を体現しているよう。
「振り返ってみると、使い勝手とか機能的な面は主人がインスタでリサーチしていました。私はピンタレスト(画像検索サイト)で叶えたいイメージを調べていました。黄色のトイレも、ピンタレストで見つけた画像を参考にしました。自分たちの中でイメージを明確にしておくことは大事だなと思います。」
好みのテイストで家づくりを叶えてきた経緯を語ってくれた奥様。室内に用いたグレーは秀逸なグラデーションで穏やかな落ち着きをもたらし、アクセントに施した色使いは個性を漂わせています。
「あとはとにかくスターホームの尾見さんや松野さんに色々と聞きました。これは自分で調べるべき?というような内容も、聞くとわかりやすく納得できるように答えてくれました。打合せ中に悩んだりしたときは、スターホームさんが建てられている(完成間近の)家を案内してくれました。頼りすぎかなってほど頼らせてもらい、(ご主人不在で一人打合せのときも)安心して打合せが進められました。」
家づくりの技術ももちろん大切な要素だけれど、だれとどう創っていくかの判断がとても大切。そう語るご夫妻もT様邸も、これから家を創る方にとってポジティブなアイディアやエネルギーをもたらす存在になっていくのでしょう。そこには幸せな循環しかありません。
お手元でごゆっくりご覧いただけますよう、スターホームの施工事例集、ご郵送させていただきます。
家づくりを始めた背景
海まで歩いて2分。国道を渡って海に出るまでも、そう多くの時間はかからない。
海好きにはたまらない場所に密かに誕生した、イエロー扉の家。そこがT様のビーチサイドスタイルの舞台です。
「海がそばにある日常はいいなと思っていました。逗子の小坪で生まれ育ったので葉山は子供の頃から身近でした。当時は葉山といえばアクセス的に不便だという印象がありました。」
そう話してくれたのは逗子出身の奥様。
そんなT様ご夫妻が、葉山の魅力に惹きつけられたのは、ご結婚後8ヶ月間の葉山暮らしの時代と言います。大学生時代はライフセービングに携わっていたお二人。海が持つ自然のパワーや、海と一体となって愉しむ数々のマリンアクティビティ。
「暮らしてみたら、都内への通勤は、バス停やバスの本数も多くて思っていた以上に苦じゃなかったんです。それよりもとにかく葉山の町の雰囲気が(自分たちに)合うなと思いました。」
一度は葉山を離れて暮らす中、「海の近くで暮らしたい。暮らすのは葉山がいい。」そんな想いを募らせていたT様ご夫妻。
家とは違って不動産は唯一無二。地場の不動産会社やインターネットを駆使して土地探しに励んだT様ご夫妻。理想的な土地が予算内で売り出たタイミングで、土地を購入。おふたりらしさを活かした暮らしを育む場所に、葉山の地を選択しました。
スターホームとの出会い
「土地を決めた後、いくつか工務店を回りました。どこの工務店さんも"どんな家でも建てられますよ"という話をしてくれました。それならば、長い打合せ期間が楽しくなりそうと思えたスターホームさんにお願いしようと決めました。」
スターホームで出会った(マネージャー)尾見との明るくて楽しい会話が印象的だったと語る奥様。
ご主人のお仕事の兼ね合いで、家づくりをどこにお願いするかの選択は奥様にゆだねられていたそうです。
「どんな家にしていこうかを色々と悩んでいた時、尾見さんが、スターホームさんで家を建てられた方のお家に一緒にお邪魔して中を案内してくださったんです。間取りを考える上でとっても参考になり、ありがたい機会でした。」
土地を購入した不動産会社の紹介がきっかけでしたが、スターホームとの出会いは理想のマイホームのみならず、これから始まる葉山暮らしの心強いパートナーとの出会いでもありました。
打ち合わせのエピソード
T様ご主人は、6カ月間世界中を航海しながら船のエンジンなどのメンテナンスを行い、日本に帰国後3カ月休暇をとるというワークスタイル。スターホームと契約後、日本を離れる渡航スケジュールだったご主人。奥様がお一人でも打合せを安心して進められるようにと、銀行とのやり取りや地鎮祭の日程等をすべてご主人の渡航日前までにと調整をしてくれたそう。結果的には渡航開始日がずれて、家づくりはほぼお二人で参加できたというT様ご夫妻。
「家づくりの工程で忘れられないのは、”屋上プラン”です。最初に屋上ありのプランをご提案頂きましたが、検討の結果、屋上なしとすることにしたのです。そのまま日本を離れましたが、屋上のある家への未練は残っていました。」
思い出深いエピソードを話してくれたご主人。その悩みを海上から尾見にメールで相談したと言います。
「尾見さんから『一度ボツになった後に、やっぱりやりたいと思ったことはやった方がいい』と言ってもらいました。そのアドバイスが背中を押してくれて、最終的に屋上ありのプランでお願いすることにしました。松野さんにはギリギリの所で図面を変更してもらったりととても大変な思いをさせてしまいましたが、想像以上の屋上空間に満足しています。」
出来上がった屋上と、自分たちの決断。その双方への満足感が語る言葉からも伝わってきます。
踏板のウッドと手すりのグレーのコントラストが絶妙な階段は、2FのLDKでアイコニックな存在感を放っています。
「屋上がなかったら、家は2Fまでで、この階段も存在しなかったんですよね」と、お二人が感慨深く見つめる階段の先に繋がる夢空間。
「リビングの開放性を損なわないように屋上をつくるというのが、難しくも面白いところでした。屋上に向かう階段や塔屋とリビング空間に繋がりを持たせることができて、立体的で面白い空間が生まれました。」
設計士松野もまた、最も印象に残っている打ち合わせエピソードに挙げたのが、”屋上プラン”でした。
こだわりポイント
家のディテールにビーチサイドスタイルを感じさせるポイントがいくつもあるT様邸。
「海から上がってきたら、まずボードラックにボードを置き、玄関前でシャワーを浴る。そのままペタペタとタイルを歩いてお風呂へ。海からの動線が一番のお気に入りです。」
「たっぷりとしたガレージ空間には、海遊びの道具が十分に納められます。海に行くときは、必要なギアをピックアップしてガレージから外に出るという動線も快適です。」
「航海から戻って、たっぷりとある休暇中は自分の趣味部屋(工作室)に籠るのも楽しい時間です。船室の整理収納からインスピレーションを得て、ツールは壁面一面に有孔ボードを取り付けてもらい見せる収納にしました。テンションがあがります。」
「寝室は寝るだけの部屋でいいとリクエストして仕上がった、潔いミニマルな寝室も、イメージ通りで気に入っています。」
枚挙にいとまがないとはまさにこのこと!と思う程、お気に入りポイントをたっぷりと挙げてくれたT様ご主人。
「私はサニタリー空間がいちばんのお気に入りです。」と、続くT様奥様。
グレイッシュな水色と木。アクセントに取り入れた花柄のクロス。憧れだったという大きなミラーを配置。インテリアもさることながら、ここでの家事動線もお気に入りのポイントという。
「今回初めて乾燥機を導入したんです。これがもうとっても快適で。洗濯して乾燥、衣類の収納までこのサニタリー空間で完結するんです。」
空間も行為も"好きなもの”で形づくられている、そんな印象を感じさせるT様邸。
これまでの経験を通じて培われてきた、自分の中に沸き起こる"好き"の感情。その感情をとても大切にしているT様ご夫妻。それはモノ選びに限ったことではなく、行為に対しても同じこと。
T様ご夫妻の暮らしに対する明確なイメージや想いをカタチにしてきたスターホームチーム。
ライフスタイルについて
「ここに引っ越してきて3週間。今は荷物の整理の日々なんです」そう、はにかむT様ご夫妻。
「これから、休日は海で遊び、お食事は屋上でとるのが理想です。お鍋を作って屋上でお鍋パーティーもいいですね。」
光と風がたっぷりと通るように考えられた空間で、これからのビーチサイドスタイルの夢を語るのも幸せなひととき。
目下、アプローチの枕木コンクリートをDIY中だというご主人。
引っ越し作業やDIYの合間のお茶時間。お気に入りのキッチンに立って丁寧にコーヒーを淹れる奥様。
自然のリズムに合せてゆったりした時間の流れを感じる葉山での暮らし。
「これから2Fリビングの先にデッキをつける予定なんです。まだ家づくりの途中みたいな感じです。」
そう語る奥様はどことなく楽しそう。
あわてず、自分たちのペースで家づくりを愉しみ続けること。手に入れたマイホームを慈しみ、より心地よい暮らしへアップデートする。進化中のT様邸、ますます楽しみです。
これから家を建てる人へ
潮風薫るビーチサイドという立地条件以上に、ご夫妻の醸し出す気さくでカジュアルな雰囲気が妙に心地よく、ついつい長居してしまうT様邸。
家づくりも生活も"好き"を軸にやっていくと、いつの間にか心地よいところに収まってくる。T様邸はそんな家づくりの真髄を体現しているよう。
「振り返ってみると、使い勝手とか機能的な面は主人がインスタでリサーチしていました。私はピンタレスト(画像検索サイト)で叶えたいイメージを調べていました。黄色のトイレも、ピンタレストで見つけた画像を参考にしました。自分たちの中でイメージを明確にしておくことは大事だなと思います。」
好みのテイストで家づくりを叶えてきた経緯を語ってくれた奥様。室内に用いたグレーは秀逸なグラデーションで穏やかな落ち着きをもたらし、アクセントに施した色使いは個性を漂わせています。
「あとはとにかくスターホームの尾見さんや松野さんに色々と聞きました。これは自分で調べるべき?というような内容も、聞くとわかりやすく納得できるように答えてくれました。打合せ中に悩んだりしたときは、スターホームさんが建てられている(完成間近の)家を案内してくれました。頼りすぎかなってほど頼らせてもらい、(ご主人不在で一人打合せのときも)安心して打合せが進められました。」
家づくりの技術ももちろん大切な要素だけれど、だれとどう創っていくかの判断がとても大切。
そう語るご夫妻もT様邸も、これから家を創る方にとってポジティブなアイディアやエネルギーをもたらす存在になっていくのでしょう。
そこには幸せな循環しかありません。