茅ヶ崎駅から続く大通りを北西に進んだ所に位置する円蔵エリアは、穏やかな雰囲気の中で人の交流が行き交う魅力的な住環境。神社に隣接する地に佇む、グレーと木のコントラストが印象的なファサードの一軒家。よく見ると、奥には入口がもうひとつあり、[en.]と描かれたアイアンのサインボードが出ている。”家族の扉"と"地域に開いた扉"――。この二つの扉を持つ家が、N様ファミリーのご自宅&ヘアサロンです。
「自宅を建て美容室もやるとなると、広い土地が必要になると思ったんです。そうすると、土地相場的にも当時住んでいた横浜市内を出ないといけないなと感じていました」
戸塚?大船?と少しずつ視野を郊外へと広げて考えるうちに、これからどんな環境で子育てをしていきたいかをイメージするようになったと言います。宮城出身のご主人と、長野出身の奥様。ご夫妻ともにたっぷりの自然に囲まれた田舎で育った経験をお持ちです。
「子供を育てるなら田舎がいいよね、というのが僕らの共通の想いでした。マンションとかではなく、一軒家の庭がある風景をイメージしていました」と、近所の畑で虫取りに夢中なお嬢さまを見つめながら語ってくれるN様ご主人。そして、いつか叶えたいと思っていた "自宅サロン" の開業場所を考え、湘南移住に想いを巡らせるようになったと言います。
当初逗子・葉山エリアで家づくりを検討していたN様ご夫妻。家を建てるのであれば、その土地に詳しい地元の工務店にお願いしようというのはご夫婦共通の考え方だったそうです。
インターネット検索の結果2社に絞り、土地探しと家の相談をスタートさせました。家づくりへの不安を抱えて訪れた1件目の工務店。その不安やわからないことだらけの状況は晴れることのないままだったと言います。
自分たちは本当にマイホームを持てるのだろうか、自宅サロン開業は本当に叶うのだろうか、というドキドキした気持ちで2件目のスターホームへ。
「1件目でちょっと弱気になっていたので、自宅ヘアサロンを併設した家づくりの相談をした時に、(プロジェクトマネージャーの)伊藤さんが『いいですね!いいですね!』『ぜひ叶えましょう!』とこっちがびっくりするほどワクワクとした表情を見せて話を聞いてくれたことがとても嬉しかったですね」と、スターホームとの出逢いを嬉々として話すN様ご主人。
暮らしのあり方を決めるのは建物以前に、まず周囲の環境。もっと視野を広げて土地を考えてもいいかもしれない。逗子・葉山エリアに希望の土地が見つからず、家づくりへの気持ちが一度気落ちしたこともあったというN様ご夫妻。そんな時、ポジティブな気を注入してくれて、土地探しの視野を広げてくれたのが伊藤の存在だったという。
土地下見の日に最後に案内された、茅ヶ崎の神社の裏手の一角。いくつか見た土地の中で唯一庭が作れることや、神社仏閣の風情がなんとも心地よく感じられたことが決め手となり、未来図が描けたこの土地で、N様ご家族の家づくりはスタートしたのです。
家づくり初期段階の、土地探しのエピソードを語ってくれたのはN様ご主人。
「家づくりを計画した時、子供が第一優先だったんです。上の子の小学校転校が一番気がかりでした。4月の新学期から通学できるように引っ越しをしたいというのが一番の要望だったので、そこから逆算して、引っ越し日や土地の決定期限を設定していきました。ゴール設定があったのはよかったと感じています。なかったら、土地も無限に検索していたかもしれません」。
スターホームは、N様の希望に沿うよう家づくりをスケジューリング。土地下見に設定した1日に、厳選した5,6箇所の土地を見て回られたN様ご家族とスターホームチーム。期限があるからこそ、事前準備や下調べも集中できる。それは、長きに渡る家づくりを前に押し進める秘訣のようです。
土地が決定した後のローン審査や地盤調査等が最初の難関だったと言います。地盤については、杭打ちが必要になるため希望の工期に間に合わせるのが難しいという局面を迎えました。その時、(設計)細井がなんとか杭打ち以外の方法を考案。最終的に希望の工期と予算に見合う提案してくれたのが心強かったと振り返ります。
「こうして家づくりのプロセスを思い起こすと、様々な局面でスターホームさんに助けられてきました。家づくりは素人ではわからない部分が多い。"最低限の要望を伝えてあとはプロにお任せする" 、そんな関係性がスターホームさんと安心して築いていけたのが、ありがたかったです」。
スターホーム葉山オフィスでの打合せは月に2回程。事前にyoutubeのルームツアーを見て勉強したり、インスタグラムで希望のイメージを検索していたというN様ご夫妻。細井との打合せ時に希望を伝えると、"核"になる所を的確に汲み取ってくれて形にしてくれるプロセスが心地よかったといいます。
「白・グレー・木でまとめたいという想いがあったのと、少しアイアンを入れたいというリクエストをしました。結果、家の色づかいはとても気に入っています。空の色で見え方が変わるグレーの外壁、階段のアイアン手すりが特に気に入っています」と、ご自宅のお気に入りを語るご主人。N様邸は、まさに "色を絞って雰囲気を創る" 好例の家。外壁は、室内への想像を掻き立てるニュアンスグレー。住居部分はホワイトと木で統一されたナチュラルなテイスト。そこに居るだけで、まるでハグされているような温かい空間一貫の感覚が漂います。
N様ご家族の生活のメインは2階部分。リビングダイニングとはスライディングドアで仕切られた2つの子供部屋。シンプルで、機能が凝縮されたサニタリー空間。開口部を設け、自然光も降り注ぐファミリークローゼット。自分たちサイズの空間が完璧に2階に納まっていることに満足していると語る奥様。
「サイズ感も自分たちにちょうどいいなと感じています。広すぎず、家族4人の距離がちょうどよくて。キッチン・ダイニング・リビングの動線がいいので子どもたちが走り回ったりしています」。そう語るご夫妻の目の前をぐるぐると駆け回るお嬢さまは幸せそのものです。
「サロン空間では、アイアンの扉がお気に入りです」と、奥様。扉は細井にイメージを伝え、オーダーで制作したもの。自宅への木の扉とは趣が異なり、クリエイティブな表情を魅せるアイアン扉。
「近所の子供が自分で来れる美容室でありたい」と、自宅サロンの未来を語る奥様が見つめるアイアン扉は、街の子どもたちがドキドキワクワクしながら押し開ける姿を想起させてくれます。
ご夫妻ともにお仕事がお休みの日は、お嬢さまも保育園をお休みして元気にお外遊びを愉しみます。お兄ちゃんが小学校から下校すると、N様ご主人と近所の公園でサッカー練習。そして家族揃っての夕食時間。夕食後も基本的にはみんなリビングに集い、心地よい時間を過ごすそう。お兄ちゃんは転校先の学校にもすぐに馴染み、放課後はお友達と、家の裏の神社に集合して遊びに出かけることも多いそう。
「段々とお友達との時間が楽しくなってきていて、帰宅を待ち構えていていても振られてしまう日もありますよ」と、息子の成長を語るご夫妻のまなざしは温かい。豊かな緑に包まれて虫取りに夢中になる姿。日が暮れるまでサッカーボールを蹴り、仲間と笑い合う姿。自宅サロンから眺める子供たちの姿は、N様ご夫妻の記憶の中にある原風景のようです。
「自宅サロンにもご近所のお客様が来てくれるようになりました。先日、目の前のお宅のお子さんがお財布を持って一人で髪を切りに来てくれたんです。そんな風に近所の子どもたちが来やすいお店にしていきたいですね」
N様ご夫妻が想い描いてきた風景で叶えた "職住一体" のライフスタイル。重ねてきた記憶や経験が、無意識に心地よいと感じる家や暮らしを択び取ってきたような自然体のN様ご家族。暮らしも仕事も、街にどっぷりと根ざして育ってゆく。そんなN様の未来図は想像に難くありません。
「僕たちから、アドバイスできることなんてないよね」と、笑い合うN様ご夫妻。敢えて言うなら、と家づくりのアドバイスをN様ご主人はこう語ります。
「キッチンの収納や窓など、お任せしたところはイメージ以上の仕上がりになったところがいくつもありました。洗濯物事情もその土地土地で違う。そんな暮らしの地域性から乾燥機やサニタリー空間のご提案をしてもらいました。もちろん、心で感じた違和感や流れはやり過ごさずよく考える。叶えたいイメージは決め過ぎずにプロのアドバイスも柔軟に受け入れるということでしょうか」。
スターホームの家づくりのフィロソフィーのひとつ "街の資産となる美しいデザインであること" というものがある。住まい手の個性を表現する美しさと、住まいが周辺環境と調和することによる美しさのバランスを追求した家づくり。N様邸にはそんな家づくりのヒントが詰まっています。完成したカタチある "家" だけではなく、創り上げてきた軌跡がこれからの暮らしを築いていく原動力になる。これからますます増えて行くであろう "職住一体" のライフスタイル。何気ない時間が特別なひと時に。そして日々はもっと豊かに——。そんな空気を纏った家と暮らしのお話のつづきは、N様の美容室 [en.]にてぜひ。
お手元でごゆっくりご覧いただけますよう、スターホームの施工事例集、ご郵送させていただきます。
家づくりを始めた背景
茅ヶ崎駅から続く大通りを北西に進んだ所に位置する円蔵エリアは、穏やかな雰囲気の中で人の交流が行き交う魅力的な住環境。神社に隣接する地に佇む、グレーと木のコントラストが印象的なファサードの一軒家。よく見ると、奥には入口がもうひとつあり、[en.]と描かれたアイアンのサインボードが出ている。
”家族の扉"と"地域に開いた扉"――。
この二つの扉を持つ家が、N様ファミリーのご自宅&ヘアサロンです。
「自宅を建て美容室もやるとなると、広い土地が必要になると思ったんです。そうすると、土地相場的にも当時住んでいた横浜市内を出ないといけないなと感じていました」
戸塚?大船?と少しずつ視野を郊外へと広げて考えるうちに、これからどんな環境で子育てをしていきたいかをイメージするようになったと言います。宮城出身のご主人と、長野出身の奥様。ご夫妻ともにたっぷりの自然に囲まれた田舎で育った経験をお持ちです。
「子供を育てるなら田舎がいいよね、というのが僕らの共通の想いでした。マンションとかではなく、一軒家の庭がある風景をイメージしていました」と、近所の畑で虫取りに夢中なお嬢さまを見つめながら語ってくれるN様ご主人。
そして、いつか叶えたいと思っていた "自宅サロン" の開業場所を考え、湘南移住に想いを巡らせるようになったと言います。
スターホームとの出会い
当初逗子・葉山エリアで家づくりを検討していたN様ご夫妻。
家を建てるのであれば、その土地に詳しい地元の工務店にお願いしようというのはご夫婦共通の考え方だったそうです。
インターネット検索の結果2社に絞り、土地探しと家の相談をスタートさせました。
家づくりへの不安を抱えて訪れた1件目の工務店。その不安やわからないことだらけの状況は晴れることのないままだったと言います。
自分たちは本当にマイホームを持てるのだろうか、自宅サロン開業は本当に叶うのだろうか、というドキドキした気持ちで2件目のスターホームへ。
「1件目でちょっと弱気になっていたので、自宅ヘアサロンを併設した家づくりの相談をした時に、(プロジェクトマネージャーの)伊藤さんが『いいですね!いいですね!』『ぜひ叶えましょう!』とこっちがびっくりするほどワクワクとした表情を見せて話を聞いてくれたことがとても嬉しかったですね」
と、スターホームとの出逢いを嬉々として話すN様ご主人。
暮らしのあり方を決めるのは建物以前に、まず周囲の環境。もっと視野を広げて土地を考えてもいいかもしれない。逗子・葉山エリアに希望の土地が見つからず、家づくりへの気持ちが一度気落ちしたこともあったというN様ご夫妻。そんな時、ポジティブな気を注入してくれて、土地探しの視野を広げてくれたのが伊藤の存在だったという。
土地下見の日に最後に案内された、茅ヶ崎の神社の裏手の一角。いくつか見た土地の中で唯一庭が作れることや、神社仏閣の風情がなんとも心地よく感じられたことが決め手となり、未来図が描けたこの土地で、N様ご家族の家づくりはスタートしたのです。
打合せのエピソード
家づくり初期段階の、土地探しのエピソードを語ってくれたのはN様ご主人。
「家づくりを計画した時、子供が第一優先だったんです。上の子の小学校転校が一番気がかりでした。4月の新学期から通学できるように引っ越しをしたいというのが一番の要望だったので、そこから逆算して、引っ越し日や土地の決定期限を設定していきました。ゴール設定があったのはよかったと感じています。なかったら、土地も無限に検索していたかもしれません」。
スターホームは、N様の希望に沿うよう家づくりをスケジューリング。土地下見に設定した1日に、厳選した5,6箇所の土地を見て回られたN様ご家族とスターホームチーム。期限があるからこそ、事前準備や下調べも集中できる。それは、長きに渡る家づくりを前に押し進める秘訣のようです。
土地が決定した後のローン審査や地盤調査等が最初の難関だったと言います。
地盤については、杭打ちが必要になるため希望の工期に間に合わせるのが難しいという局面を迎えました。その時、(設計)細井がなんとか杭打ち以外の方法を考案。最終的に希望の工期と予算に見合う提案してくれたのが心強かったと振り返ります。
「こうして家づくりのプロセスを思い起こすと、様々な局面でスターホームさんに助けられてきました。家づくりは素人ではわからない部分が多い。"最低限の要望を伝えてあとはプロにお任せする" 、そんな関係性がスターホームさんと安心して築いていけたのが、ありがたかったです」。
スターホーム葉山オフィスでの打合せは月に2回程。
事前にyoutubeのルームツアーを見て勉強したり、インスタグラムで希望のイメージを検索していたというN様ご夫妻。細井との打合せ時に希望を伝えると、"核"になる所を的確に汲み取ってくれて形にしてくれるプロセスが心地よかったといいます。
こだわりのポイント
「白・グレー・木でまとめたいという想いがあったのと、少しアイアンを入れたいというリクエストをしました。結果、家の色づかいはとても気に入っています。空の色で見え方が変わるグレーの外壁、階段のアイアン手すりが特に気に入っています」
と、ご自宅のお気に入りを語るご主人。
N様邸は、まさに "色を絞って雰囲気を創る" 好例の家。外壁は、室内への想像を掻き立てるニュアンスグレー。住居部分はホワイトと木で統一されたナチュラルなテイスト。そこに居るだけで、まるでハグされているような温かい空間一貫の感覚が漂います。
N様ご家族の生活のメインは2階部分。リビングダイニングとはスライディングドアで仕切られた2つの子供部屋。シンプルで、機能が凝縮されたサニタリー空間。開口部を設け、自然光も降り注ぐファミリークローゼット。自分たちサイズの空間が完璧に2階に納まっていることに満足していると語る奥様。
「サイズ感も自分たちにちょうどいいなと感じています。広すぎず、家族4人の距離がちょうどよくて。キッチン・ダイニング・リビングの動線がいいので子どもたちが走り回ったりしています」。
そう語るご夫妻の目の前をぐるぐると駆け回るお嬢さまは幸せそのものです。
「サロン空間では、アイアンの扉がお気に入りです」
と、奥様。扉は細井にイメージを伝え、オーダーで制作したもの。
自宅への木の扉とは趣が異なり、クリエイティブな表情を魅せるアイアン扉。
「近所の子供が自分で来れる美容室でありたい」と、自宅サロンの未来を語る奥様が見つめるアイアン扉は、街の子どもたちがドキドキワクワクしながら押し開ける姿を想起させてくれます。
ライフスタイルについて
ご夫妻ともにお仕事がお休みの日は、お嬢さまも保育園をお休みして元気にお外遊びを愉しみます。お兄ちゃんが小学校から下校すると、N様ご主人と近所の公園でサッカー練習。そして家族揃っての夕食時間。夕食後も基本的にはみんなリビングに集い、心地よい時間を過ごすそう。お兄ちゃんは転校先の学校にもすぐに馴染み、放課後はお友達と、家の裏の神社に集合して遊びに出かけることも多いそう。
「段々とお友達との時間が楽しくなってきていて、帰宅を待ち構えていていても振られてしまう日もありますよ」
と、息子の成長を語るご夫妻のまなざしは温かい。
豊かな緑に包まれて虫取りに夢中になる姿。日が暮れるまでサッカーボールを蹴り、仲間と笑い合う姿。
自宅サロンから眺める子供たちの姿は、N様ご夫妻の記憶の中にある原風景のようです。
「自宅サロンにもご近所のお客様が来てくれるようになりました。先日、目の前のお宅のお子さんがお財布を持って一人で髪を切りに来てくれたんです。そんな風に近所の子どもたちが来やすいお店にしていきたいですね」
N様ご夫妻が想い描いてきた風景で叶えた "職住一体" のライフスタイル。重ねてきた記憶や経験が、無意識に心地よいと感じる家や暮らしを択び取ってきたような自然体のN様ご家族。暮らしも仕事も、街にどっぷりと根ざして育ってゆく。そんなN様の未来図は想像に難くありません。
これから家を建てる方へ
「僕たちから、アドバイスできることなんてないよね」
と、笑い合うN様ご夫妻。
敢えて言うなら、と家づくりのアドバイスをN様ご主人はこう語ります。
「キッチンの収納や窓など、お任せしたところはイメージ以上の仕上がりになったところがいくつもありました。洗濯物事情もその土地土地で違う。そんな暮らしの地域性から乾燥機やサニタリー空間のご提案をしてもらいました。もちろん、心で感じた違和感や流れはやり過ごさずよく考える。叶えたいイメージは決め過ぎずにプロのアドバイスも柔軟に受け入れるということでしょうか」。
スターホームの家づくりのフィロソフィーのひとつ "街の資産となる美しいデザインであること" というものがある。
住まい手の個性を表現する美しさと、住まいが周辺環境と調和することによる美しさのバランスを追求した家づくり。
N様邸にはそんな家づくりのヒントが詰まっています。
完成したカタチある "家" だけではなく、創り上げてきた軌跡がこれからの暮らしを築いていく原動力になる。
これからますます増えて行くであろう "職住一体" のライフスタイル。
何気ない時間が特別なひと時に。そして日々はもっと豊かに——。そんな空気を纏った家と暮らしのお話のつづきは、N様の美容室 [en.]にてぜひ。