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トップコート(防水処理)

リフォーム

北澤 和典

2019.03.21
トップコート 屋根には色々なタイプの屋根があります。 上記の写真の陸屋根(平らな屋根形状)、切妻、寄棟、片流れ、方形(ホウギョ)、入母屋、まだまだあります。そんな中でも気を付けて頂きたいのが写真の陸屋根です。この屋根はシート防水、あるいはFRP防水が多く、仕上げにトップコートと呼ばれる防水層を保護する塗装を施します。 写真はFRP(ガラス繊維素材)を施工してその上にトップコートが塗られています。FRPだけではなくトップコートにより防水を何重にも重ね塗りをした状態になります。ただ建物の建っている環境や周囲の自然環境によりトップコートの傷み具合にも違いがあります。環境にもよりますが5年~10年で塗り替えが必要な場合があります。環境により10年過ぎても綺麗なままの状態のお宅も多くあります。トップコートは特にベランダの床や陸屋根にも多く使われています。 西日の良く当たる場所、水はけの悪い所、埃が溜まる場所等、塗装にとって厳しい条件の場所は気を付けなければなりません。塗装の脂分が抜けてしまう状況下の場合早く亀裂が入る場合があります。スターホームでは5年点検時に必ずこの部分は確認します。ただ、1度だけの点検ではその後の劣化はわからない場合が多く、その後はまめにチェックを自ら行うほかありません。 チェック方法は簡単です。床を良く観察し、細かな亀裂が無いかを確認します。次に人差し指を床にあててズルッと擦ってみます。指を見てください。白い粉の様な物が付いたら【塗り頃ですよ】という合図です。専門用語で”チョーキング”と言います。これが出たら直ぐにお電話ください。専門家が確認に行きます。 家のチェックはまめにおこない、気になったことがあればお電話にてご相談ください。先ずは”家の中に水分、湿気を入れない”が基本です。建ててから何十年も手を入れなくて済む家はありません。5年経過、または10年経過後はこまめなチェックを忘れずに!それが家を長持ちさせるコツなんです。 リフォーム課では5年点検、10年点検だけではなく建物の診断やリフォームのご相談も受け付けておりますのでお気軽にお電話、メール頂ければと思います。宜しくお願いいたします。

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