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緊急時に役立つ

リフォーム

北澤 和典

2020.08.24
※最近、車の横をブロックに擦りました。Facebookに書き込んだらいつもイイネくれない仲間がイイネくれました。不幸のメール送っときますかね(笑)。 皆様こんにちは!。本日は覚えておいたほうが良いロープワークという事で各地でおこった災害時にロープで救助しようとしている動画を見ました。津波から非難して屋根の上。助けに出たロープを掴み津波の中へ。 しかしロープから手が滑りそのまま流される。たまたま看板の柱につかまり最終的には助かったのですが。この状況を見て自分ならこうしたのにとか、覚えておいたほうが良いロープワークを1つ。 モデルは、嫁です。 撮影では長さ(半径)120cmのクライミング用のスリングという物を使用しています。輪にしたロープでも構いません。 ①2~3mのロープを輪にします。利き腕の方の肩に輪をかけます。モデルの場合右利きなので右肩です。 ②写真の様にあまったロープ(スリング)を左側に移動します ③脇の下から通し右側の輪の中を人体側からロープを通して表にロープ先端を出します。 ④体の正面にロープ先端が来るように調整します。 ⑤ここが重要!!!。これを間違えると救助の時、ロープが締まり圧迫されます。 ロープの先端を右側の輪になったロープの下、人体側から写真の様に通します。 ⑥左手に持っている輪になったところへ先ほどのロープの先端を上から入れて完成。 ⑦正しければ引っ張っても締め付けられません。 ハーネスと言って体にかけて固定して使う物が無い場合、これを知っていれば簡易ハーネスとなります。災害時や、急な事故、崖から救助者を救う場合等、あらゆる場所で使用できます。 救助される、救助する場合、この簡易ハーネスの先端輪にカラビナを取り付けて救助用ロープを「エイトノット」という結び方で固定します。カラビナが無い場合は直接結ぶのも良いかと思います。 ただ、1度や2度動作を繰り返しても忘れるものです。忘れたと思ったら同じ動作をやってみてください。覚えているだけで1人の命が救えるかもしれません。また、救助される側として災害にあった時も、ささっと自分でできるようにしておけば、救助する側も時間短縮と安全に救助できる余裕が生まれます。 ロープを一つの輪にする場合「ダブルフィッシャーマンズベンド」という結び方があります。 これは説明が難しいのでリンクからYouTubeでの説明をご覧ください。 また、登山専門店、クライミングギアが置いてあるスポーツ用品店に行けば「スリング」というベルトが輪になった物が売られています。必要な方は購入して一本持っておくと良いかもしれません。 役にたったらYouTubeのチャンネル登録と高評価もお願いいたします。

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