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冒険とは

リフォーム

北澤 和典

2020.10.17
※秋ですね。キノコ狩りに出かけたくなります。栗拾いも面白そうですね。全て食欲ですね(笑)   皆様こんにちは、こんばんは、おはようございます。 リフォーム課の北澤です。 ↑これ・・・何かわかりますか?。当社のウッドチップサイトに咲いています。 『イヌダテ』と言って花が付く前なら天ぷらにして食べると美味しいそうです。来年やってみようかな。 会社の裏に小さな森があります。中に入るとヒンヤリして気持ちの良い空間です。私の頭の中にはロープで木に登る子供たち、遊歩道を歩きながら自然を観察する親子。デッキでグランピングをしながら読書する人。小川まで下りて沢蟹を捕まえたり綺麗なブルーの体をしたカワセミを観察する人。妄想が止まりません。 子供のころ私の生まれた横浜にも山と川があります。小学生の高学年まで横浜の東京よりの港町で育ちました。川は汚染され、海も工業用用水垂れ流しで酷い匂いがしていました。空気も工場から流れてくる匂いがしていた記憶があります。父の思いから横浜の神奈川区の端にある街に引越しをしました。周りは山だらけ、川もあります。神奈川県で一番空気が良いとされる地域です。 山にはカブトムシ、川には魚が泳ぎアユも遡上してきます。引越しをして一番最初にやったことは裏の山に行き秘密基地を作った事です。建築屋だったために材料は沢山ありました。近所の同級生と家らしき物を作り漫画本や拾ってきたガラクタを飾り数日間楽しく過ごしました。しかしながら山の持ち主に見つかり親に通報され鬼の形相の親父のはずが『上手に作ったな・・・』と怒りもせず、一言だけ言うと一人で解体し片付けていました。左手を切ったのか血が滴り落ちていたのを見つけ『ごめんなさい』と謝ると『今は秘密基地も作れない環境だ。自分の山でも欲しいな』そう言うと人伝手で那須高原の土地を手に入れました。しかし遠い事と仕事が忙しかった事から2~3度行っただけで今では鬱蒼とした森になっています。 秘密基地を作った時のワクワク感、辺りが真っ暗になるまで喉が渇いて虫に刺されても手を止めずに作った基地。今の子供たちは私が感じたあの時のワクワクを感じたことがあるのだろうか。 スイッチを入れると異空間に繋がるゲーム。そんな事では体験できない心臓がドキドキするほどの体感。 裏の森を見るとワクワクが止まりません。 いくつになっても冒険心はなくならないんですね。  

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