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愛犬との別れ

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北澤 和典

2021.06.04
皆さん、こんにちは。アースフィールド課の北澤です。 実はここ何日か元気がでません。笑うのもその場だけで15秒後には我に帰るのです。 ペットロスというやつですかね。 先日、5月25日に愛犬ココ(ヨークシャテリア)が12歳で虹の橋の袂へと旅立ちました。腎臓の数値が急激に悪化し突然様態が悪くなり5月24日に入院。1年前の同じころにも入院していました。 1年前と同じだな・・・きっと元気にまた帰ってくる。そう家族で話をしてました。 病院で入院が決まり軽く頭をなでて『治ったら迎えに来るからね』と声をかけたのが最後です。 大きな瞳でジッと私と妻を見つめていました。もっと沢山なでて触ってあげればよかった。 帰りの車の中でも先生の話を聞いて『去年みたいに点滴だけで元気になりそうだね』と話をしていました。1日たち仕事だったので早朝病院に連絡。元気になって立ち上がりゲージの扉を開けろという動作をしていると聞き安心しました。午前9時20分・・・突然携帯電話が鳴りココの様態が急変したと先生からの連絡。想定外の出来事で先生の話も耳に入らず何も聞かずに病院に向かいました。病院につくと先生がうつむきながら出迎えてくれました。『お力になれなくてすみませんでした・・・』『えっ・・・亡くなったということですか?』先生の説明も頭に入らない、先生も一生懸命手当てしてくれた。判断ミスでも無い。頭の中が真っ白になってバスタオルに包まれたココを抱き上げ『ありがとうございます、色々とお世話になりました。』そう言ったと思う。ここからの記憶が全くない。 気が付いたら車の助手席にココを置いてジッと見つめていました。ココとの思い出がはじける様に頭の中を駆け巡る。次第にココの寝顔も見えなくなり、車を運転できないぐらい前方が見えなくなっていた。 心を落ち着かせ車を発進。家についてココをいつものゲージに入れて少しの時間眺めていた。隣にはジジが来て同じくココを不思議そうにのぞき込んでいる。『なんで動かないの?父さん、ココに触っても良い?』と言うように私を見つめてココの匂いを確かめ、鼻でココの顔を軽く押したりする。 ココの火葬もすみ、今もジジはココを探しゲージの前に座り中をのぞき込んだり、寝るときもココのゲージに向かいココが帰ってくるのを待っている。これは、先代ヨークシャのネネが亡くなった時もココが同じことを亡くなる前までしていた。犬の愛情の深さは計り知れないものがある。 犬だけではなく、いつも家に帰れば家族がいる。 同じ家の中で暮らせば不満もあるでしょう。口もきかない、見もしない。 しかし、突然家族がいなくなったら・・・。当たり前にいる人がいなくなったら?。 看取る事も出来ず、突然の別れ、こうしてやればよかった、あれを話せばよかった、そう思っても遅いんです。 今回の出来事で家族との1日1日を大切に生きなきゃと心から思いました。 5分、10分でも1時間でも無駄にせず。 『ココ・・・5分でいいから生き返ってよ、美味しい物あげるから』 ボロボロに泣きながらココに寄り添い妻が発した言葉 これからは家族との時間、友人との時間、大切にして残りの人生を悔いの無いように生きようと決めました。 人を恨んだり、妬んだりせず(これは一番嫌いな事なので自分はしませんが)、楽しい事だけを考えて前向きに。 ココは虹の橋のたもとで先代の犬たちと遊んでいるでしょう。 今回の事で自分と関わる人との時間について築かされました。 ココに感謝。ありがとう。 また会おう、待っててね。  

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