スタッフブログ

お家のお化粧(台風シーズンに備えて)

リフォーム

北澤 和典

2021.09.07
皆様、こんにちは、こんばんは。アースフィールド事業部ちょっとだけリフォーム課の北澤です。 9月になりました。台風シーズンですね。強風や大雨による家の被害が出る季節です。地球の環境も変わりここ葉山でもつむじ風なるものが立て続けに吹き荒れ屋根が飛んだり壁が剥がれたりという被害も以前に起きています。 さて、台風が来て被害にあう殆どが建物の傷みから起こる事が多くあります。網戸の外れ、屋根材の剥がれ、外壁の剥がれ、軒裏の天井の剥がれです。ここが剥がれると次から次へと被害が広がり、最悪屋根そのものが飛んだり建物が倒壊するといった事もありうるわけです。 建物は、建てて終わりではありません。引き渡しの時に工務店が言う「新築完成おめでとうございます。ここからが本当のお付き合いの始まりです」これは一緒に建物を数十年、数百年と持たせるために工務店とお客様が一体となり建物を守るという意味合いがあります。 建物の変化や様子を普段から見て、色の変化、シミや亀裂が無いか?お客様と工務店が気軽に電話して家についての相談や話ができなければなりません。 「基礎にひびが入った」「屋根の瓦が割れて落ちてきた、瓦がずれた」「内側の壁にシミがある」どんなことでも相談できる工務店が必要なんです。 車で移動中に一本裏の路地に自分がかかわったお家があれば必ず前を通り建物の様子を見たりします。なにか気になる事があればお客様に電話して注意を促したりもいたします。 家は建ててから化粧が必要なんです。ペンキや土壁も経年劣化で傷みます。これはどんなものでも同じです。 建物の変化をお客様と工務店で注意して観察し、傷んだところは直す、塗り直す、補強するといった化粧をしなければなりません。これを怠ると台風被害にあう確率が高くなるという事になります。 家を観察する・・・疑問があれば工務店に相談・・・家を化粧する。 この流れで家は長持ちするのです。100年もつ家も手を入れなければ50年ももちません。 休みの日は、家の周りを時間をかけて外から見てください。室内側も念入りに見てください。 疑問や質問があれば直ぐにお電話ください。 それが工務店との上手な付き合い方だと思います。 昔ながらの京壁 黄聚楽です。鎌倉の現場になります。 本物は古くなればなったなりに良い風合いになります。 新建材だと張替えだとか塗り替えでしょう。古き良き伝統を今の建設に取り入れてみるのも楽しそうですね。 木部はアク抜きで綺麗にしました。良い雰囲気が漂っています。自然の天然物はやはり良いですね^^

Category

アーカイブ