スタッフブログ

【ギアチェック】怠るべからず@東谷山BC

ライフスタイル

高橋 幸美

2022.03.10
こんにちは 高橋です。 前回の予告?通り、春の話から冬にいったん戻ります。 つい先日、今シーズン初のフルアクセスのバックカントリーで雪山登ってきました。諸事情で昨年こちらで紹介した山と同じ山になってしまいましたが。 今シーズンは公共交通機関での移動をテーマにしているので思う時間に現地着とならず、それでも朝二番くらいに登り始める時間に現地につきたいので、それがかなう場所という事で同じ山になってしまいました。違うのは、昨シーズンこの山はスキーで登ったのですが、今回はスノーボード。しかもスプリットボードではなくソリッドボードで滑りたかったので登りはスノーシューを履いての登りです。いやそのはずでした。 新幹線から乗り換え、バスで現地に着き準備を整え荷物をそぉ~っとバス停小屋にデポして出発。今シーズンは雪が多いので、道路から歩き始めの雪面に上がるのに背丈以上の垂直な雪の壁を登らなくてはならないのですが、先行者がステップを作ってくれていたおかげでなんなく登れます。 雪面に上がったところでスノーシューを装着、いざ歩き始めた途端に「ブチッ ブツッ ブチブチッ え?」音がして、板を装着したバックパックを背負ったまま勢いよく頭から前にドシャーっと。何が起こったかわからず、しかも踏み固められた雪面に頭をぶつけたせいで、目の前を「?」数個がフワフワ。その間おそらく3秒くらい、我に返ってよく見たら、スノーシューのストラップ片側3本のうち、両足とも2本づつちぎれてしまってました。実は今回の山行は急遽思い立ち、納戸に眠っていた道具を引っ張り出し急いでパッキングして出てきていて、ろくにチェックもしていなかったのですが、カバーに入れてしまいこんでいたので劣化していないだろうと高を括って出発してしまってました。まだ歩き始めで危ない場所でもなかったから良かったものの、これが登攀途中、しかも急峻でカチコチな斜面だったら滑落してあわや大惨事になる可能性もあったことを考えると、一人その場で猛省。その間、5分。 諦めて近くのゲレンデを滑るか、ツボ足で登るか諸々検討した結果、ツボ足で登頂チャレンジする事にしたのですが、この日はスキーで登ってる方が多かったようでツボ足だと沈みまくり、トレースを利用してもスネまで時には膝までズブズブ埋まってしまいます。   それでも、ウサギの踊り場に遭遇したりして、気を取り直しながら、3時間半ほど登って無事に登頂成功、からの滑走となりました。いや~かなり体力を消耗しました。おかげで滑走の後半では踏ん張り聞かなくなってましたね~。 そんなわけで、遊びであってもちゃんと計画して準備してチェックして、遊んでイヤッホーですね。気を付けます、それではまた。皆様、良い日々を!

Category

アーカイブ