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3年ぶりの東京モーターサイクルショー 2022
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すでに1カ月ほど前の事になってしまいましたが、コロナ禍にあったせいで3年ぶりに開催
された「東京モーターサイクルショー2022」に心弾ませながら行ってまいりました。
密を避ける意味で二輪車があらためて注目されていて、下がりっぱなしだった販売台数が
この2年ほどで上昇に転じたのは皆さんご存知のとおり。
また、我々世代のリターンライダーや若者たちの新たな価値観によっても
モーターサイクルが注目されています。
海と山とバイクは切らした事のない私としてはモーターサイクルが注目されることは今後
の新車種開発の事も踏まえてとても嬉しい気持ちになります。
さて、今回ぐるりと見まわして感じたのは、王道への回帰 です。
すでに古き良き時代となりつつ70~80年代に人気のあったKAWASAKIの通称Z1・ZⅡ、
HONDA-CBなどに代表されるノンカウルで丸形ライト、アップライトなポジション、
フィンの造形が美しい空冷マルチシリンダーなどで構成された、いうなれば
オートバイらしいオートバイ、バイクったらこれでしょみたいな形。
現在、これらのデザインや構成をモチーフにしたバイクは、
ネオクラッシックなどと呼ばれています。
他には、同様の路線で少しオフロード要素を取り入れたスクランブラーと呼ばれる
タイプと、パリダカ(わかりますか若い人たち)仕様ともいえるアドベンチャー
タイプの展示数が多くなってました。
排気量別には原付二種(125CC以下)と大型二輪が多いですね。どちらもある意味
手軽さが要因になっているかと思います。原二は価格も含めて所有する事が手軽、
大型は免許を取得する事が一時の「取らせない免許」ではなくなり自動車学校で
取得できるようになったおかげかと思います。
さらにはキャンプブームを反映したこのタイプもカスタムしたものが
たくさん出てました。
4時間みっちり見て回って、いやあ楽しい楽しい。
ブームや流行り廃りはあれど、自分はやっぱり究極まで性能を突き詰め、機能美が
あふれ出ちゃってるようなのに惚れてます。そんでもってスンバラしいイタリアン
デザイン。雰囲気だけとかガワだけとか、偽物じゃないけど、やっぱりね。
人もね。
あ、ちなみにこちらのマシン
なんと2,288万円!! 色んな意味で痺れます。