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家作りをなんとなく考え始めた人へ

2023.08.18

一生に一度の大きな買い物「住宅」

なんとなくほしいと思っていても高額故なかなか一歩が踏み出せない、失敗したくない、わからないことが多すぎる…そんな悩みはありませんか?

今回から「家づくりをなんとなく考え始めた人」にむけて「本格的に動き出す前に、知っておいた方がいいこと」をシリーズに分けてお伝えします。今回はその第1回です。

読み終わるころには

  • 建築をお願いする業者さんを探す方法が分かる
  • 自分がどんな家を建てたいかが分かる
  • 初めてお店に行くときに緊張しない

状態になります。それでは、始めましょう。

目次

  1. 業者探しは終わりがない
  2. 自分の予算の限界はいくら?
  3. 自分が欲しいものを知る
  4. 優先順位を決めよう
  5. まとめ

1.業者探しは終わりがない

まず初めに知っておいてほしいことは「業者探しは終わりがない」ということです。

なぜなら日本にはとんでもない数の「家を作る会社」があるから。

具体的な数でみていきましょう。

まず、「家を作る会社」でも大手ハウスメーカーや工務店、設計事務所に最近なんかは不動産屋が建築業を始めるパターンも出てきていたりと会社の大きさや種類だけでも4つ以上はあります。

そして、その会社の数は神奈川県だけでも178社!1

全国となると約1600社にもなります。

そしてこれはあくまでも「SUUUMO」に掲載されている会社さんだけ数えた数字。全国には雑誌やSNSなどで広告宣伝していない会社さんも数多く存在します。

令和4年3月末時点での建設業者の数は475,293社2です。(もちろんこの中には「住宅設計」をしていない会社も含まれてはいます。)

すごい数の建築会社が存在してる…

となると、SUUMOに掲載されている会社さんを見るだけだと全体の0.3%しか見ていない、ということになってしまいます。(これは極論にはなりますが…)

このように、全国にはとんでもない数の建設会社があり、皆さんはほんの一握りの会社さんしか見ていない可能性があるということです。「終わりがない」と書きましたが「星の数ほど会社があるから自分で終わりを決めないと『終わりがない』」ということなのです。

2.自分の予算の限界はいくら?

予算の限界値は「家を建てる目的は何なのか」も考えに入れて計算しましょう。

なぜなら、家を建てるは「手段の一つ」に過ぎないからです。

家を建てることを目的にしたらどうなるでしょうか?

自分の要望をすべて詰め込んで、完璧な家ができた!でも予算の限界(時には予算オーバーして)で建てたから生活は建てる前より苦しい…なんてことが起こりえます。

あなたが家を建てる目的は何ですか?きれいな家で家族と楽しく健康的な生活をするのが理想ですよね。「家を建てた後」のことも視野に入れて、自分の予算の限界を作りましょう。

FPさんに相談して、今の生活スタイルでいくらの出費をしているかを確認してもいいかもしれません。

3.自分の欲しいものを知る

自分が欲しいものを明確化することで、自然と業者さんも絞られていきます。

車で例えてみましょう。

あなたは今、車の中でも「軽自動車」が欲しいと思っています。そうなると自然といくべきディーラーが絞られていくはずです。どう間違ったって「外国のスポーツカー」を扱っているディーラーに行くことはないはず。

家も同じです。「高断熱な家に住みたい」「輸入住宅がいい」「シンプルな家に住みたい」あなたがどんな家に住みたいかをはっきりさせることで、それを建てることが得意な業者さんが見つかるはずです。

さらに、自分の「欲しい」がはっきりしないと営業の「押し」に負けます。いざ決断しないといけないときに、自分の「欲しい」がふわっとしていると正常な判断が難しくなってしまいますよ。

4.優先順位を決めよう

優先順位を決めないと、予算オーバーします。

なぜなら、打ち合わせを進めていくと「要望を全て叶えたい」状態になってしまうからです。

今後詳しくお話ししますが、予算に影響する重要な要素は大きく4つほどあります。

それは

  • 広さ
  • 建築材料
  • デザイン性
  • 部屋数

広さ:広くなるほど、当然費用は高くなります。

建築材料:良い物や高価なものを使えば当然高くなります。

デザイン性:デザインをかっこよく、凝ったものにしようとするほど、予算が増えてきます。

部屋数:同じ広さでも、部屋数が多いほど、高くなります。なぜなら、壁の量、窓やドア、収納なども同じだけ増えるからです。

この4つの要素を要望通り全て叶えようとすると予算オーバーになってしまうのです。

予算の中で、何に一番費用をかけたいのかを決めていくことで予算内に希望に近い家が建てられます。

自分がどうしても欲しいもの、譲れるものを考えるのが大切です。(項目3に近いものがありますね)

まとめ

いかがでしょうか。会社探しや自分の理想の住まい像、営業さんとの話の仕方もわかっていただけたのではないでしょうか?

スターホームでは「自然の中で愉しく暮らす」をテーマにシンプルで上質なライフスタイルを提供しています。

施工事例やお客様インタビューをご覧いただき、ぜひあなたの「理想の住まい像」とマッチしているか、確かめてみてください。

1 Web版SUUMO

2 国土交通省 令和4年5月9日発表報道資料より

第2回はこちらから

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