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窓と寒さの関係性

2022.12.26

寒い日が続いています。電気代が上がってきていますが、寒さには抗えずエアコンなどをつける人は多いのではないでしょうか?

エアコンをつけたのは良いものの、部屋の場所によって暖かいところと寒いところの差が激しい‥‥窓際がやたら寒い…なんてことあるのではないでしょうか?

窓際ばかり寒いのにはちゃんとした理由があるのです。

目次

  • 窓際が寒い理由
  • 今すぐできる、「窓際の寒さ対策」
  • ・まとめ

窓際が寒い理由

窓際が寒い理由は大きく2つ、それは
・熱の出入りが激しい
・コールドドラフト現象

といった現象が発生しているからです。一つずつ解説していきます。

熱の出入りが激しい

まずは以下の図をご覧ください。

(一社)日本建材・住宅設備産業協会省エネルギー建材普及促進センター「省エネ建材で、快適な家、健康な家」より

これは冬の時期、熱がどこから出ていくかを調査し、図にしたものです。

ご覧の通り、窓から熱の放出が58%と圧倒的です。壁と比べ、ガラスという素材はどうしても断熱性能が劣りますし、窓とサッシの隙間にわずかに隙間があることも原因として挙げられます。
いかにここから熱を出さないかが、窓際の寒さ対策において重要かがお分かりになるかと思います。

コールドドラフト現象

コールドドラフト現象というものがあります。これは

窓によって冷やされた空気が、下に流れていく現象

のことです。

この現象が引き起こすこととして

・窓周辺の空気が冷たくなる=窓の近くが寒くなる
・床面に冷たい空気が流れる=足元だけずっと寒い

というものがあります。皆さんも経験があるのではないでしょうか?
これらの多くはこのコールドドラフト現象が発生していることが原因なのです。

出展:YKK AP

今すぐできる、「窓際の寒さ対策」

さて、寒さをシャットアウトするには
「窓から熱を出さない」「コールドドラフト現象をやっつける」の2つができればいいということが分かりました。

ここからは、ご家庭ですぐに実践できる寒さ対策をお伝えします。

断熱効果がある素材を窓に張る

断熱効果が低いのであれば、その効果を少しでも上げられる素材を張るのが効果的です。
断熱効果がある素材の代表例が

・プチプチ
・アルミ
・断熱シート

があります。


プチプチは空気の層を含むことで、断熱効果があります。張るときは凹凸面を窓側にして張りましょう。
アルミは保温効果があります。部屋の暖かい空気を外に逃がさないようにする特徴があります。
断熱シートは、空気の層をはさむことで、断熱効果をもたらします。結露防止にも効果的です。

カーテンを変えてみる

カーテンは窓際の寒さ対策に有効なインテリアです。厚手のカーテンにしたり、家具屋さんに行けば保温性能があるカーテンも売られています。

また、コールドドラフト現象の「下に流れる冷たい空気」を遮断するために、長めのカーテンにするのも効果的です。

空気をかき回す

コールドドラフト現象で上下に分かれてしまっている暖かい空気と冷たい空気をかき回して、室温を一定にするのも効果的です。室温が一定になることでコールドドラフト現象自体も抑制できます。
夏の時期に活躍しているサーキュレーターをもう一度引っ張り出してみましょう。

まとめ

いかがでしょうか。
寒さの原因と対策方法をご紹介しました。

でも、やはりこれらの方法は寒さの原因を根っこから排除できていません。

窓を断熱性能が高いものにしたり、家そのものの断熱性能を上げてみたり等の対策をすることで年中快適な空間を作りだあすことができます。

スターホームは注文住宅だけでなく、窓の取り換えといった部分リフォームも承っております。

まずはお気軽にお問い合わせください。
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