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改めて学びなおそう、住宅ローン①~仕組みと流れ~

家づくりにまつわるお金

スターホーム広報室

2023.01.23

住宅を建てる、買う際に切っても切り離せないのが「住宅ローン」について。

一括でポンっと、買えればいいのですがなかなかそうはいかないもの。

今回は、住宅ローンの基本的なこととローンを組むまでの流れ、さらにご自身がいくらまで借りられるのかの簡単チェックもご紹介したいと思います。

目次

  • ・住宅ローンとは
  • ・住宅ローンを組むまでの流れ
  • ・簡単チェック!自分はいくらまでローンを組める?

住宅ローンとは

住宅ローンとは、読んで字のごとく、「住宅を買うために組むローンのこと」です。

冒頭にも書きましたが、家が欲しい人全員が一括で何千万もの買い物ができるわけではありません。

なので多くの方が住宅ローンを組んで住宅を購入します。

「ローン」ですから、お金を借りる行為ですのでもちろん「利息」を払う必要があります。

一般的に、借りる期間が長くなればなるほど、金利が上がるほど、最終的に支払う総額は大きくなります。ただ、総支払額を抑えようとして期間を短くすると、月の支払額が大きくなり、日々の生活を圧迫することにもなりかねません。

自身の生活環境や、将来かかるお金(お子様の教育費や親御様の介護など)とのバランスを見て、どんなローンを組むかを判断する必要があります。

また、住宅ローンは原則どんな物件でも組むことが可能です。新築でも、リフォームでも、増築でも…ただ、物件により条件や借入期間の上限が変わりますので、金融機関に確認が必要です。

住宅ローンを借りるまでの流れ

1.事前審査申込み

希望のプランでローンが組めるかの審査を行います。審査の際に必要な主な書類は

・購入物件の情報がわかる資料(所在地、面積、価格がわかるものなど)
・お勤め先の情報(名刺など)
・前年の収入に関する資料(源泉徴収票など)
・運転免許証(あれば)
・購入先の不動産屋さんの情報(あれば)

等です。そのほか必要な書類は金融機関に適宜ご確認ください。

2.事前審査

ローンを契約できるかどうかを審査します。審査のポイントは

・勤務先(収入が安定して見込めるか)
・勤続年数(原則3年以上勤めているか、銀行によっては1年以上でも可)
・年収(借入可能額を算出するため)
・年齢(借入期間の算定のため。おおよそ75~80歳前後が年齢の上限であることが多い)
・自己資金額(総予算のうちの借入額の割合を確認)
・健康状態(団体信用生命保険に加入できない健康状態であると、融資を受けられないため)
・家族構成(年間支払額から減額になる対象になる場合があるため)
・既存借り入れ(車ローンなど)

※団体信用生命保険:住宅ローン返済中に契約者に万が一のことがあったときに、住宅ローン残高がゼロになる保険のことです。団信は一般的に、死亡などにより住宅ローン契約者が支払いできなくなった場合、生命保険会社が住宅ローン残高に相当する保険金を銀行に支払い、債務の返済に充てる仕組みとなっています。

3.本申し込み

4.金消契約(金銭消費賃借契約)


融資が承認されたら、いよいよ契約です。
借入期間を決めたり、金利について決めたりします。

5.抵当権設定


返済が滞った際に金融機関が購入物件を差し押さえできる権利を設定します。

6.融資実行

簡単チェック!自分はいくらまでローンを組める?

借り入れ可能金額を簡易的ではありますが計算する方法があります。

計算式は

『年間返済可能額÷12カ月÷審査金利での100万円あたりの返済月額×1,000,000円』

です。

年間返済可能額は「年収×返済比率」で求められます。返済比率とは「年収に占める、住宅ローンの年間返済額の割合」です。
30%~40%前後に設定することが多いです。

審査金利とは金融機関が限度額を決める際に計算上決める金利です。
多くの場合、3%~3.5%の間で計算されます。

例えば「年収600万円、35年ローンで返済比率30%、審査金利は3%」で計算してみると

年間返済可能額=6,000,000×30%=1,800,000

借り入れ可能金額=1,800,000÷12か月÷3,849×1,000,000=38,971,161.3≒3800万円

※審査金利での100万円あたりの返済月額は一般的な例です。

計算式のほかにも、各金融機関のHPで簡単なシミュレーションを行うことができますので
一度試されてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしょうか。
住宅ローンについてご紹介しました。

ローンの仕組みや、ローンを組む際のポイントがわかっていると、銀行員さんが話している内容も入ってきやすくなると思います。

スターホームでは、ローン組のお手伝いも行っております。

「資料請求・お問い合わせ」より住宅計画のご相談が可能です。PCのかたは画面上部、スマホの方は画面下部です。

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