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改めて学びなおそう、住宅ローン②~種類と金利~
家づくりにまつわるお金
住宅ローンといっても、いろんな種類があります。
銀行が展開しているものや公的機関が展開しているもの、金利の種類もいくつか存在しています。
今回は、住宅ローンの種類と金利タイプ、返済方式について解説していきます。
読みながら、ご自身にあったローンはどんな種類なのか、ぜひ考えてみてください。
目次
- ・住宅ローンの種類
- ・金利タイプの違い
- ・返済方式の違い
住宅ローンの種類
住宅ローンの種類は主に
・民間ローン
・準公的ローン
・公的ローン
の3種類があります。1つずつ特徴を見ていきましょう。
民間ローン
最も利用者が多いローン。
民間の金融機関が取り扱ってます。(例:都市銀行、地方銀行、ネット銀行、生命保険会社等)
競争が激しく、金利や、審査内容、優遇内容などで差別化を図っています。
多くの場合で、変動金利や固定期間選択型が採用されています。
準公的ローン
住宅金融支援機構が取り扱っています。「フラット35」といった商品があります。固定金利型が採用されており、資金計画が立てやすいのが特徴です。
公的ローン
「財形住宅融資」が取り扱われています。
財形貯蓄を1年以上続けており、貯蓄の残高が50万円以上ある人が受けられる融資です。
融資額は、財形貯蓄の残高の10倍の額以内で、最高4000万円までとされています。
金利は、5年ごとに適用金利を見直す5年固定金利型が採用されています。
※財形貯蓄とは「勤労者が事業主の協力を得て賃金から一定の金額を天引きして行う日本の貯蓄商品の形態」です。
金利タイプの違い
金利タイプには主に
・固定金利型
・変動金利型
に分かれます。
固定金利型
借り入れ時に決めた金利が変わらない(固定される)タイプです。
返済金額が変わらないため、返済計画がたてやすく、家計の管理やライフプラン構築もしやすいのが特徴。
また金利が低い時に借り入れすれば、金利上昇時のリスクを減らせます。
一方、金利が下降した場合には、金利負担が大きくなってしまいます。
また金利は、ほかのタイプよりもやや高めに設定されています。
変動金利型
金融情勢により、金利が変化(変動)するタイプ。
多くの場合は年に2回、金利が見直され、5年ごとに返済額が変更されます。
市場金利が下がれば、ローンの金利も下がるのでお得になりますが、一方市場金利が上がればローン金利も上がります。このため、返済金額に変化があるためライフプランが立てにくいといったデメリットもあります。
返済方式の違い
返済方式は
・元利均等方式
・元金均等方式
の2種類があります。
元利均等方式
元金分と利息分を合わせた支払額が毎月一定になるように支払う方式。
支払額の内、元金分、利息分の割合が変化していきます。毎月一定の額を支払うため、返済計画がたてやすいのが特徴ですが、初期は利息分の割合の方が大きいため、なかなか元金の支払いが進まず、総返済額が大きくなってしまうデメリットもあります。
元金均等方式
毎月一定額の元金に利息分をのっけた額を支払う方式。
支払い残高が減れば、利息も減るので、支払いを重ねれば月の支払額も小さくなっていきます。
最終的に総返済額が小さくなるのが特徴です。
しかし、初期は元金が大きいため利息も大きく、負担が大きくなるデメリットもあります。
まとめ
いかがでしょうか。
住宅ローンの種類についてご紹介しました。
ローンの仕組みや、ローンを組む際のポイントがわかっていると、銀行員さんが話している内容も入ってきやすくなると思います。
スターホームでは、ローン組のお手伝いも行っております。
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