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たからもの

スタッフの日常

大畑 安好

2023.02.09

こんにちは。経営管理部の大畑です。

2月に入り、少しずつ暖かい日も増えてきて、春の訪れを感じますね。

(梅の花もきれいに咲いていました)

さて。今回のお題の「たからもの」はこれ。

(だいぶ色あせてしまいました。)

中には、3年前に102歳で亡くなった祖母の葬儀のあとにもらった100円玉が入っています。

一言で「お葬式」と言っても、宗派や土地柄で形はいろいろですよね。

母の田舎では、出棺の前に小銭を出し合い、亡くなった人に持たせるんです。これは「三途の川」を渡るため。

で、葬儀がすべて終わったあと、喪主の叔父がその時集めた小銭を「ばあちゃんからのお小遣いだよ。お守りにしな。」と言って兄弟や子供たちにくれました。

なんだかとっても大切なものをもらった気がして、紙に包んで大事に持ち帰りました。

で、「無くしもの」が得意なわたくし。さすがにこれは無くすわけにはいかない。と、「常に持っていられるように加工しましょう」と考え、材料探しにお店をウロウロ。

で、目に留まったのがコートなどに使われる「くるみボタン」

大きさもちょうど100円玉が収まりそう。ということで、くるみボタンのキットとキーホルダーにするべくパーツ、ちょっときれいな柄の布。を購入。

布を適当なサイズに切ってくるみボタンに貼付け、紙に包んだ「ばぁちゃんの100円玉」を中にしのばせふたをして、外れないようにボンドでしっかり固定して、キーホルダーのパーツを取り付けて完成。

その日からずーっと一緒です。

今ではだいぶ色あせて年季が入ってきました。先日キーホルダーが外れかかっていたのでプチ補修を施しました。

そろそろ形を変えてみようかな。と考え中。

今度はどんなキーホルダーにしようかな。(^^)

ずーっと遠く離れていた祖母が、今は近くに感じます。

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