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地鎮の儀
施工現場より
先日、神奈川県で地鎮祭が行われました。
お天気にも恵まれて地鎮祭日和でした。
私はこれが4回目の地鎮祭参加だったのですが
今回はじめて、「刈初めの儀」をやらせていただきました。
いつもはカメラ担当をしているのでテントの中に入ることにも慣れておらずドキドキでしたが
困惑する場面がありながらも
無事に「えい、えい、えい」と笹を刈って参りました、、笑
今まで写真を撮りながら工程を何度も見ていたのでわかっていると思い込んでいましたが
意外と細かい所作がわからない、、と思う部分もあったので、、、
一度整理しました。
①まず初めに設計者による「刈初めの儀」
敷地の雑草を刈り取り土地をきれいにするという意味があります。
鎌を受け取り3回「えい、えい、えい」と笹を取ります。
取ったら横に置きます。(私の困惑ポイント)
②次にお施主様による「穿初めの儀」
きれいにした土地の土を掘り起こし起工の一歩を印す意味があります。
鍬を受け取り3回「えい、えい、えい」と土を掘り起こします。
③最後に施工者による「堀初めの儀」
②で掘り起こした土をきれいにならす意味があります。
最後は鋤を受け取り3回「えい、えい、えい」と土をならします。
神社によっては、これらの工程や誰が行うか等が変わったり
②と③の間に「鎮め物埋納の儀」という鎮め物を土地に埋めて
安全を祈願するという工程が入ったりするようです。
今回改めて調べてみたらとっても勉強になりました。
大切な行事はしっかり意味を理解して行っていかなくてはなりませんね。