スタッフブログ

生きるという事

スタッフの日常

北澤 和典

2024.10.16

最近メガネの度が進み1年に1度メガネを作っている北澤です。また、日の光に弱く正面に太陽があると目を開けてられない程の違和感があり正常な人より光を受け入れられず写真では目をつぶってしまう、写真を撮る時の笑顔が我慢大会になるので今回は医師にもお勧めされている薄っすらとカラーレンズを入れて頂きました。歳を重ねるにつれ酷くなってきていますね・・・。

さて、明るい話ではないのですが今年の夏は嫁の兄弟、義理の母が相次いで癌により他界しました。
またつい先日私の方の従妹が10年前に脳梗塞になり寝たきりから心筋梗塞になり59歳という若さで他界です。連日の葬儀でアタフタしております。

嫁の親戚が島根、広島と遠く嫁と二人義理の兄と義理の母の葬儀を進め書類や生前に使用していた物の処分やカード、携帯電話の停止手続きに毎週末追われています。

先日も49日の法要と納骨で東京の府中まで出かけました。体力もそうですが精神的にかなりやられる訳で、夫婦で時間のある時は数時間でも昼寝をしています。っというか気を失っています(笑)。

箱根湯寮 二ノ巻

49日の法要の後、嫁の疲れた・・・っという一言から『温泉でもいって ゆっくりと休もうか』仕事の事や休みの問題から泊りではなく日帰りで温泉に行くことにしました。ここは以前から通っている箱根湯寮。いつもは一ノ巻の貸切風呂を使っているのですが今回はちょっと贅沢して三ノ巻と思ったら満員御礼で二ノ巻。眼下には緑と箱根の登山電車が見えます。温泉に浸かりながら景色を眺めてぼーーーっと『生きることの意味』を考えてました。

小さいころに祖父に『なぜ人は生まれて生きていくのか、なぜ人は死ぬのか』幼いころに質問し祖父に驚かれたことがあります。祖父や父母、自分より先に他界するという事をしり朝まで布団の中で考え寝れなかった事もあります。

『人は生まれて関わる人を幸せにして 自分も幸せになれる でもいつかわ死ななきゃならない』
『死ぬのなら生まれてこない方が良いよ 怖いし・・・』そんな事を話した事を覚えています。
この後の事は覚えてはいません。きっと納得のいく答えじゃなかったのでしょう(笑)。

人の一生について真剣に考えたことがありますか?。
生まれて、育てられて、自分の為に働き、家族の為に働き、最後に体をいたわり老後を過ごす。幸せな事や辛い事もあるでしょう。一生涯が幸せな毎日は絶対に無いと思っています。
全ての出来事を合算して不幸、幸せの割合を出す?(笑)。
夫婦として連れ添った嫁に『また来世で会おう ありがとう』そう言える人生を送りたい。
だれもが思う事だと思います。

今を楽しく過ごす、けして一生懸命ではなく自然の流れに身を任せてです。
この歳になると『時間がない』そう思う事が多くなってきます。
道路が渋滞しているだけで『時間がもったいない』そう思える時もあります。
1日を大切に、人に小さな幸せを与えられる、困っている人が居れば聞く耳を持ち
自分ができる事であれば行い、言い訳を言わず、嘘をつかず、見栄を張らず、そんな人に私はなりたい。自分の為に善人を装い、自分の名誉を勝ち取るために善人面をするのではなく
素直な自分で自分に正直に生き、辛い時は泣き、嬉しい時は笑う。
そんな事を忘れた人だけにはならぬ様にこれからも精進して生きていきますと
先に他界した人へ思いを伝えました。

何のために生まれ、何のために生きるのか。
関わった人へ『ありがとう』関わった人から『ありがとう』そう言われるだけで
生まれてきて良かったのかなと思える深い意味があるような気がします。
出会いがあれば必ず別れもあります。
そしてまた出会いがあり繰り返しですね。

皆様、今日一日を悔いの無いように生きてまりましょう!。



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