スタッフブログ
「我が家のミシン」
スタッフの日常
一気に冬が訪れそうな気配ですね・・・。
プロジェクトマネージャーの柳本です。
我が家の納戸には、それはそれは古い「ミシン」がある。(正確に言うと、あった。)
私が生まれた時には、すでに我が家に存在した昭和の香りがプンプンする「足踏みミシン」


母は「これは業務用のミシン」と言って、
得意げに、足元にある踏板を踏み始め、すごい勢いで針を動かし縫っていた。。。
よく小学校に持って行く雑巾を縫っていたっけ。
「カタカタカタカタ・・・」って音とミシン油のにおいが懐かしい。
もう使える人がいないので、どこかに引き取ってもらう前に
少し「リッカーミシン」について、調べてみた。
リッカー株式会社。
設立は、1939年(昭和14年)
本社は、東京都中央区銀座6丁目にあり、本社ビルは1963年(昭和38年)の竣工。
現在は「Daiwa銀座ビル」として現存し、1963年に日本建築学会賞を受賞した建築で、
日本で初めて本格的な「カーテンウォール構造」を採用したらしい。
昭和40年代までは、既製の洋服を買うというより手作りがあたり前だったそう。
リッカーは、国内トップシェアを占める国産のミシンメーカーとして、人気があったようだ。
洋服は買うのが当たり前になり、1984年に倒産。
合併、解散、売却を経て、2022年に「リッカー」の商標権が譲渡された。
なんと今年、「リッカー」ブランドのミシンが復活したそう。

海外でも知名度があるミシンブランド「RICCAR」
たくさんの人の思い入れと未来にこのブランドを残していきたいとの想いが
復活につながったようです。
ひとつの物語ですね・・・