スタッフブログ

たかが床材・・・されど床材

リフォーム

北澤 和典

2019.02.20
KIMG0959 床を張り替えたいというご相談。 現場に向かい現状を見させていただきました。別荘として海沿いのマンションを7年前に買われたお客様。相模湾が一望できる素敵なマンションです。 上記の写真を見て頂ければわかると思いますが表面の化粧シートが剥がれています。これが床のあちらこちらで起こっている現象。湿気が多い、西日が当たる等の問題と、ここは別荘として使われているので空気の入れ替え等がなかなかできずこのような状態になったようです。茶色く見えるのが下地材(べニア板)です。この上にボンドで数ミリの白い塗装調の木目調のシートが貼られているのです。リフォームされて7年目のお宅です。 無垢板であれば7年目ではまだまだ綺麗な状態です。10年目で細かな傷が増え、反り返りや収縮等により合わせ目も味が出て良い風合いになります。無垢板は古くなれば年を重ねるごとに深い温かい風合いに変わります。せっかく家を購入したのにこんなに早く修理が必要になるなんてと肩を落とすお客様。 さて、この床材、どんな風に生まれ変わるか。お客様とこれから打ち合わせて工事となります。

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