スタッフブログ
JR日立駅 -妹島 和世-
スタッフの日常
皆さまこんにちは!
今回は、日帰り茨城旅行へ行ったときに見た建築物をご紹介したいと思います!
以前私のブログにも出てきました、「妹島和世」氏の建築です。
JR日立駅は、茨城県日立市に位置する、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅です。
太平洋に面した高台にあり、建築家・妹島和世さんがデザイン監修を務め、ガラス張りで海が一望できる開放的な構造が特徴です。
駅舎内には展望カフェ「シーバーズカフェ」も併設され、地域のランドマーク的存在となっています!

建築家・妹島和世さんは、高校卒業まで日立市で育ち、通学時に毎日利用していた日立駅から海が見えないことを残念に思っていたそうです。その経験が原点となり、2006年に新しい日立駅のデザイン監修者に選ばれました。
都市計画の制約や「ひたちらしさ」の表現という難題に直面しながらも、彼女は自身の建築理念である「軽さ・透明性」「ウチとソトの境界をなくす」という考えをもとに、海と空、人々の生活がつながるような駅空間を追求しました。
2011年、東日本大震災の直後に新生日立駅が完成。海が見えるガラス張りのデザインは、自然と調和しながらも存在感を放つ建築として、多くの人々に希望と感動を与えています。
日立駅は妹島さんにとって、「建築で人とまちをつなげる」「ひたちらしさ」を体現した象徴的な作品となっています。



海や空へと建物ごと繋がっている日立駅の軽さ・透明性がとても好きでした。
行った日が晴れではなく少し曇っていたのですが、写真のように薄暗い空をバックに建つ日立駅は建物の軽さと天気の重さが対比的で、より一層その透明感と静けさが際立っているように感じました。
建築を見るたびはとても楽しいので、皆さまも是非一度行ってみてください。
また、この日は国営ひたち海浜公園へネモフィラも見に行きました!

広い敷地内にネモフィラ以外にもチューリップなどの花もたくさんあり、全部素敵でした。
毎年ネモフィラが公開されているので是非見に行ってみてください!🌹