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仙石原の家 -吉村順三-

スタッフの日常

菊地原優依

2025.09.30

皆さまこんにちは!

今回は、箱根町仙石原にある吉村順三設計の最も小さな家を訪れた際のことを書こうと思います。

吉村順三(1908-1997)は、日本の近代建築を代表する建築家の一人です。
アントニン・レーモンドに師事し、西洋建築の技術と日本の伝統美を融合させた住宅設計で知られています。

代表作には、「軽井沢の山荘」や「吉村山荘」、「東京音楽学校(現・東京芸大)奏楽堂」などがあり、「控えめで美しい空間」をつくる設計姿勢が高く評価されています。


そんな吉村順三氏の「仙石原の家」ですが、このような建築です。

■自然との調和を重視し、周囲の山並みや風景に溶け込むような外観

言葉の通り、周りに溶け込んでいる姿がとても素敵でした。

■過度に主張せず、人の居心地を最優先に考えた、落ち着きと温かみのある空間。

「仙石原の家」は約10坪という極小住宅ながら、空間の広がりと豊かさを感じさせる名作です。
開口部の取り方や外部への視線の抜け、天井高の緩やかな変化など、限られた面積を最大限に活かす設計が随所に見られます。
スケールは小さいのに、暮らしの質は驚くほど高い と感じました。


必要な空間構成を考えることで心地良い空間が担保されると思うので、これから住宅を設計する際も、心がける点として考えたいなと思います。

私にとってとても勉強となる建築でした!!


完全予約制なので、みなさん是非興味のある方は見学に行ってみてください!

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