スタッフブログ

古民家の宿にて

スタッフの日常

田中 啓之

2025.09.30

こんにちは、第一建築事業部の田中です。

先日、千葉県大多喜町にある古民家再生の宿に行ってきました。
ここは、築約200年の古民家を改修して再利用した一棟貸しの宿泊施設です。

まさに、里山然とした場所にあり、ゆったりとした時間が流れる贅沢な空間です。

建物で特に興味を惹かれたことのひとつは、敷居の「埋木」です。

敷居の埋木とは、溝の部分に、摩耗に対する耐久性を上げるため、予め敷居より硬い材料を貼り付けたり、襖や障子が長年動くことで、敷居の溝が擦り減ったり、欠けたりした場合、この摩耗部分に新しい木を埋木して修復するといった方法です。
こちらの敷居は、埋木をモザイク状にして木目の方向を互い違いにしています。
機能的には、木目を交差することで摩耗に強くなるということがあり、この方法が使われます。
でも、意匠としてもとても面白いなと感じます。
また、一見して手間のかかる仕事だな、ということで、職人さんの根気が伺えます。
今となっては、ほとんど見られなくなったこういう仕事ぶりに浸れるのも古民家宿のいいところですね。


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