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【第一弾 建築放浪旅(群馬・新潟)】
ライフスタイル
こんにちは、第一建築事業部の尾見です。
気づけばもう11月25日。2025年も残りわずかとなりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
私にとって一年の楽しみの一つは、全国の建築を巡ること。今年はなかなか遠出の機会が取れず、すこしヤキモキした日々を過ごしていました。そんな折、親しくさせていただいている建築家の先生の講和が兵庫で開催されるとの知らせが。
「これは絶好のチャンスだ!」と、群馬(前橋) ➤ 新潟(糸魚川) ➤ 石川(金沢) ➤ 岐阜(多治見) ➤ 京都(祇園) ➤ 兵庫(淡路島) ➤ 神戸 ➤ 六甲 ➤ 大阪 ➤ 名古屋(豊田)という約1,800kmの車旅を敢行しました。
今回はその“建築放浪旅”の1日目、群馬と新潟での建築巡りをご紹介します。

■ 群馬・前橋
永山裕子氏設計【JINS PARK 前橋】
一つ目の目的地は、永山裕子氏が手掛けた「JINS PARK 前橋」。
以前、永山先生の講和でお話を伺い、ぜひ訪れたいと思っていた建築です。
外壁の銅板が生み出す独特の表情は、時間とともに変化する“素材の美”そのもの。
前橋の街並みに静かに寄り添いながら、存在感を放つとても美しい建築でした。


■ 新潟・糸魚川
村野藤吾氏設計【谷村美術館】
二つ目は、長年訪れたいと願っていた「谷村美術館」。
“この建築だけのために糸魚川まで…”とためらい続けていましたが、ようやく念願叶った訪問となりました。
一歩足を踏み入れた瞬間、まるで日本ではない別世界に迷い込んだかのような感覚に包まれます。


■ 建築家・村野藤吾が描いた「シルクロードの夢」
谷村美術館は、建築界の巨匠・村野藤吾の最晩年の作品。
敦煌石窟寺院をイメージして設計された建物は、外観からして強烈な個性を放っています。




内部は、洞窟のようにうねる壁、半円形の展示室が連続し、迷宮のような空間構成。
歩みを進めるたびに光の表情が変わり、訪れる者を静寂の中の“非日常”へと誘います。
■ 光が導く、澤田政廣の仏像世界
展示されているのは、澤田政廣氏による仏像たった10体。
数は少ないのに、ひとつひとつが圧倒的な存在感を放っています。
特に印象的だったのは“光”の演出。
自然光と照明が巧みに設計されており、時間帯や天候によって空間の表情が静かに変化します。
光と影の移ろいに耳を澄ませながら、作品と空間に向き合う時間はまさに思索的な体験でした。
谷村美術館は、建築と彫刻が調和した、ひとつの「完成された芸術作品」。
静寂に包まれた特別な空間で、心の底から豊かな時間を過ごすことができました!
旅の初日から心が震える建築に出会うことができ、幸先の良いスタートとなりました。
次回の第二弾も、引き続きお楽しみにしていただければと思います。
岐阜、六甲、紅葉も素敵な👍な時期でした!!
