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家作りをなんとなく考え始めた人へ~③本体価格以外のお金
家づくりにまつわるお金
「家づくりをなんとなく考え始めた人」に向けた家づくり段取りハウツー。
今回はその第3回です。
今回のテーマは「本体価格以外のお金」について。
この、「本体価格」に含まれている費用の内訳、皆さんは正確に理解されていますか?
ここの認識が間違ってしまうと、いざ見積を出してもらったときに
「思っていた価格とかけ離れてる…」となりかねません。
この記事を読み終わるころには
- 「本体価格」とはなにかを理解できている
- 住宅相談に行ったときに、見積書の意味が理解できる
状態になります。それでは、始めましょう。
目次
- 本体価格とは何なのか
- 本体価格「以外」の価格とは
- 見積書を作ってもらう、受け取るときに聞く事
- まとめ
1.本体価格とは何なのか
そもそも「本体価格」とは何なのでしょうか。
答えは「土地や周辺環境に影響されない、建物部分の工事・材料費」を指します。
つまり、ライフラインを家に引き込む費用や、地盤を頑丈にする工事、駐車場を作るための外構工事費などが含まれていない価格になります。
もっとわかりやすくいってしまえば「本体価格のみで建てた家は、住める状況ではない」
と解釈してもいいかもしれません。
2.本体価格「以外」の価格とは
先ほど、「本体価格のみで建てた家は住める状況ではない」とお話ししました。
つまり、本体価格以外の価格とは、「本体価格で建てた家を住める状態にするための工事(以下、付帯工事)」の費用といえます。
付帯工事には主に
- 屋外給排水工事
- ガス・電気配線工事
- 地盤改良費
- 外構(エクステリア)工事 等…
これで「住める状態の家」にはなります。しかし、他にもかかるお金があります。
それは「税金・保険関係などの諸経費」です。
代表的なものを上げると
- 瑕疵担保責任保険
- 火災保険
- 都市計画税
- 固定資産税
- 登記簿関係の費用
- 地鎮祭、上棟式の実施費用
- 引っ越し
- 銀行の諸経費
など・・・
これらの項目やそれぞれの費用感はお客様のバックグラウンドや住むエリアにより変わってきます。
本体価格以外の価格の費用としては総費用(本体価格+付帯工事+その他)の25~30%程度といわれています。
3.見積書を作ってもらう、見る時に確認すること
実は、本体工事、付帯工事、諸経費にそれぞれどんな項目を含むのかは会社によって微妙に異なります。
費用が知りたければ
「どの工事まで本体価格に含まれていますか?」と聞いてみるのがいいかもしれません。
見積書を作ってもらう際にも、本体価格に何が含まれているのかを事前に確認しておくことで、思っていた費用とかなり違う、といったトラブルも起きにくくなります。
また、建築の見積もりは専門用語がたくさん並んでいます。ご自身で知識をつけてからご覧になるのもいいですが、わからない項目があれば素直に質問してしまっても問題ないです。
ここで、できるだけ疑問点を解消しておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
まとめ
いかがでしょうか。
本体価格の言葉の裏に隠されたいろんなお金が見えてきたと思います。
スターホームは、お客様のご希望や様々な背景をヒアリングし、最適なご提案をさせていただいております。
まずはお気軽に、「お問い合わせ」よりご質問をいただければと思います。
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