スタッフブログ
「東京・・・公園さんぽ」
スタッフの日常
夏。
本番。
ですね。。。
最近、ジョギングをさぼっている・・・
プロジェクトマネージャーの柳本です。
先月、「東京国立近代美術館」へ「ガウディとサグラダ・ファミリア展」を
観に行った。(6月30日のブログ)
そのあと、「北の丸公園」を数十年ぶりに散策。
昭和天皇の還暦を記念して、昭和44年(1969年)に開園した「北の丸公園」。
戦後、建物を取り壊し、新しく造営された「森」だ。
自然の森のような雰囲気のなか「科学技術館」の前を通り、
「日本武道館」へ・・・
ちょうど全日本学生柔道の大会が行われており、ごっつい学生がたくさんいた。。。
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重要文化財で、寛永13年(1636年)に建てられたと言われている
「旧江戸城田安門」をくぐり、千鳥ヶ淵を横目に「靖国神社」をスルーし
2022年10月に開業したばかりの「九段会館テラス」へ向かう。
どうしても立ち寄ってみたかった場所だ。
登録有形文化財である「旧九段会館」を一部保存・復原した複合施設。
保存した部分は免震構造、新築した部分は制振構造として
60年はもつと言われる耐震性能を確保しているらしい。
地下3階+地上17階建て、高さは約75m
「健康」と「安心・安全」をテーマとした「次世代型のオフィスビル」とのこと。
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「旧九段会館」は、昭和天皇の即位の礼を記念する事業で、
昭和9年(1934年)に建設された。
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今から、さかのぼること20数年前・・・
都内の設計事務所に勤めていた頃だった。
旧九段会館に度々連れてきてもらったことがある。
そこは、シャンソンを聴くことができるBAR。
記憶がよみがえる・・・。(笑)
新しく生まれ変わった「旧九段会館」改め「九段会館テラス」。
建物の中に入ると保存部分と新築部分の境目がわからないほど
レトロモダンのデザインで、新旧がうまく融合している。
保存と復原には、手間と時間と費用がかかる。
外壁に使用されている「スクラッチタイル」(神奈川県庁本庁舎と同じ外壁タイル)は、
すべて点検し、5万4000本のピン止めを行ったそうだ。
正面玄関ホールでは、創建当時の床・壁の大理石を再利用し、
それ以外の部分は、創建時の素材に近い建材を使用したという。
玄関ホールに使用されていたブロンズ製扉は、4枚構成で
1枚当たり250キロ。
同仕様で製作すると数千万円の費用がかかるとのことで
腐食部分の復元を試行錯誤しながら3年をかけたそう。
再製作が不可能な部分もあり、職人の技術と工夫の結果で、レトロな雰囲気を残しながら、
内部は最新設備のオフィスやクリニックモール、シェアオフィスにコワーキングスペースなど
新しいワークスタイルの提案や歴史、環境を感じられるようになっている。
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緑を感じながら働くことができる屋上庭園には、ラウンジが併設され、
庭園内には、健康家具として「ストレッチチェア」や「姿勢改善チェア」なるものが設置されている。
なるほど、次世代型のワークスタイルってことか。。。
この「九段会館テラス」の“テラス”には、
北の丸公園の緑を借景する「テラス」と
旧九段会館を再度「照らす」という意味が込められているそうだ。。。
なんとも、洒落てるね。。。。