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ツーバイフォーの謎...
施工現場より
みなさんこんにちは。
もうすぐ師走だというのに暖かいですね。
クリスマスの飾り付けをして無理やり冬を感じたいと思います。
さて、スターホームでも主に採用するツーバイフォーという工法。
木材の寸法がインチの実寸と違うのですがその訳をご存じですか?
私はインチの寸法も含め全く知らなかったのでちょっと調べてみました。
ツーバイフォー材の寸法は
2インチ=38㎜ 4インチ=89 と規格が決まっています。
インチの知識もなかった私はシンプルに
2インチが38で、4インチは89、、、なんで倍にならないのだろう、、、と思っていました。
またインチで考えても
ツーバイフォーとは2インチ×4インチなので普通に考えたら
1インチ=25.4㎜ ⇒ 2インチ=50.8㎜
4インチ=101.6㎜
全然違う。。。?
調べてみると。。
そもそもツーバイフォー工法とは
乾燥・高温多湿・多雪・寒冷など多様な気候があるアメリカで
その全てをしのぐ為の住まいを建築するために開発されたそうです。
また当時は職人も少なく、材料も自由に手に入らない時代のため
合理的に住宅を建てる必要があったのだとか。
在来で使用される木材と比べても、含水率の低さからくるいにくいというメリットもあり
それが現場や工場での材料管理の効率化にも繋がっているようです。
ではなぜ寸法が実寸と違うのか?
”乾燥で縮むから”
でした
実際に製材段階では実寸で作られるのが
その後乾燥加工される工程で収縮します。
そのため乾燥された後の寸法が規格化され
2×4は呼称寸法となったようです。
とってもすっきりしました。
そしてそんな昔に開発された工法だとは思わず驚きもあり
調べてみてよかったなと思いました。
また発見があればご紹介したいと思います。