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冬から春へ 湘南の暮らしとSDGs

アウトドア

高橋 幸美

2024.02.27

湘南と呼ばれる地域は、その温暖な気候と豊かな自然環境で知られています。特にこれから、冬から春にかけての季節の移り変わりは、地域の暮らしに深く根差した美しい風景を生み出します。この時期、海岸沿いの散歩道では、冬の寒さが和らぎ始め、春の訪れを告げる花々が咲き始める様子や日向ぼっこに寝転がる猫たち、雲の隙間からの日の光を受けてキラキラと光る海などを見ることができます。今年は暖冬で春が例年より早い予想もあって、体感でももうすぐという感じです。

この美しい環境は、私たちの生活態度によって守られています。SDGs(持続可能な開発目標)の観点から、湘南に暮らす住民や事業者も他地域の皆さん同様、環境に配慮した暮らしを心がけています。例えば、地元で採れた旬の食材を利用することで、食の持続可能性を高め、地域経済を支えるとともに、CO2排出量の削減にも貢献しているのではないでしょうか。

また、湘南の海岸線は、プラスチックごみの問題にも積極的に取り組んでいます。地域住民やボランティア、ロコサーファー達によるビーチクリーン活動は、美しい海岸を守るだけでなく、海洋汚染への意識を高める機会となっています。これらの活動は、SDGsの目標14「海の豊かさを守る」に直結していて、地球環境の保全に貢献できているのではないかと思います。

湘南地域の冬から春への移り変わりは、ただ自然の美しさを楽しむだけでなく、私たちの暮らし方一つ一つが環境にどのような影響を与えているかを考える良い機会です。持続可能な地域社会を目指し、私たち一人ひとりが環境に優しい選択をすることが、湘南の美しい自然を次世代にも継承していく鍵となるでしょう。常に心掛けたいと思います。

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