スタッフブログ

テンプレート営業 vs 生成AI

スタッフの日常

吉村太揮

2024.05.07

こんにちは。経営管理部のよしむらです。
今年の桜は遅咲きでしたね。入学式にはもう散っているイメージもあるのに、葉山の桜は四月中旬でも綺麗に咲き誇っているのがありました。
そんな桜のシーズンはとっくに過ぎましたが、皆さんはGWをどのように過ごされたでしょうか?

さて、今回のブログは僕のつぶやきのようなものになります。
この一年間、新卒社員として意識的に電話を率先して取るようにしていました。
その結果として、引継ぎ先を考えることによって会社の理解が深まり、回数を重ねることで自身の電話応対の質が向上し、なによりも社員の皆さんと話すきっかけが増え、大満足しています。
が、途中から、あることを思うようになりました。

それが、マニュアル通りの定型文しか読み上げない営業電話に対して、
何の意味があるのだろうか。
というものです。

生成AIにて作成

『××株式会社のよしむらです。社長さんいらっしゃいますか。』
・・・それで社長へ繋げる会社があるのでしょうか…?あるのだから無くならないのでしょうが。

どんな話か知るためにちょっと確認をしても、『直接社長へ…』
いや、社長へ話すべきか判断するために聞いてるんですよ。話によっては聞くことを避けるべきなケースもありますが、それは会社の番号ではなくて社長個人の番号へかけておくれ…
社長と直接のつながりがある場合は携帯へかけたりメールを送るでしょうし、変な電話を取り次いでも仕方がないし…
こんな思いを悶々と感じるようになりました。

こうしたたテンプレートしか話さない営業電話に対して、
chatGPTの方が断然有能な気がする。
なんて思ってしまったり。(笑)

最近のchatGPTをはじめとした生成AIは進化が凄まじいそうですね。
素人が文章で『こんな間取りの家がいい』とざっくりと雰囲気を伝えイメージ図を作ってと指示を出すと、パース(絵)を創造してくれる生成AIもいるそうです。

人間は考える葦である。
高名な誰かが仰っていました。

時代が移り変わり、情報が氾濫した今こそ、
単なるマニュアル人間にならずに、考える葦になるべきではないか。
個人のチカラは小さくとも、それを倍増させられるノウハウなどの情報は、少し手を伸ばせば無限にあるのだから。

そう思うと同時に、自分がマニュアル人間になっていないか、同族嫌悪だからこそ上記のように思ってしまっているのではないか。そう不安にもなります。

『我以外皆我師』 宮本武蔵などの著書で知られる吉川英治氏の言葉があります。
すべてのことは自分の先生になる。
その精神を忘れずに、邁進したいものです。

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