スタッフブログ
キャンピングカーを購入検討の方へ
キャンプ
今回は『キャンピングカー欲しいな~、いずれは家族で旅をしたい』という
計画を持っている方へ、参考になればと思います。
これは私の個人的意見であり体験して感じたところで
正しい答えでもありません。キャンカーに対するお考えは人それぞれです。
まだまだ私も勉強している最中です。それを踏まえてお読みください。
キャンカーにも色々種類や使い勝手があるわけです。
バスコン、フルコン、セミコン、キャブコン、バンコン、軽キャンその他。
旅のスタイルによっても合う合わないがあります。
また、家族構成によっても変わります。
山岳地帯にある狭い道のキャンプ場や道の駅に行くことが多い人は6mを
超えるようなキャンカーやトレーラーではストレスが溜まるかもしれません。
何処へでも気兼ねなく夫婦2名で出かけたい、っという事であれば軽キャンとか6m以内のコンパクトなキャンカーになるかと思います。
旅途中の休息、寝るためだけの車中泊、旅先でホテルに泊まらず車の中で全てを済ませる、
車中泊の楽しみを目的とする。スポーツや遊びの途中で休憩する場所。日帰りの休憩所として使う。
ペットと気兼ねなく車中泊する。釣り予定の前夜に早めに現地入りして仮眠の為。
目的によって大きさや就寝定員の数も変わります。
今回は30~60代の夫婦2名+ワンコでの旅やキャンプを中心とした考えでお話をしたいと思います。
20数年程前に某メーカーのキャンカーを5匹の犬と旅する仕様にしてほしいと
製作段階から打合せをしてキャブコンを1年待って
作っていただきました。ベース車両はグランドハイエースです。
ペットを飼っていると気軽に旅館やホテルに泊まる事が難しく
キャンカーなら何処へでも行ける・・・それを叶えるために購入。
長さは6m40cmぐらいだったと思います。
購入時には以下の説明は皆無でした。こちらの要望に『はい、良いですね』とのアドバイスだけでポンポンとオプションで稼ごう・・・そんな対応です。本当に失敗しました。
◍ルーフエアコン(オプション)は値段のわりにあまり効かない
・真夏の炎天下では車についているカーエアコンの方が効きます。
値段はかなりお高いです。現在であれば家庭用エアコンを取り付ける車が多いです。
使用時のストレス5(5段階中)
◍普通のコーナーでも車体が傾き倒れそうな動きをする
・首都高速のゆるいコーナーで周りの車とスピードを合わせて曲がると片側の車輪が浮いているような感覚になります。
万が一、もう少しハンドルを切りこんでいれば倒れてたかな?と思うほどでした。
実際に事故で倒れたという事も起きています。ルーフエアコン、シーカヤックを積むための
ルーフレールをつけた事も原因の1つかと思います。
上が重いと致し方ない事かとも思えます。
運転時のストレス5
◍風の強い日は高速道路で80キロ出すと左右にハンドルがとられ怖い思いをする。
・強風の新潟の高速道路、片道一車線で私の後ろは大渋滞でした。
80キロ以上で走ると犬の尻尾の様に車が左右に揺れて揺れが止まらない症状になりました。
運転時のストレス5
◍一般的な駐車場は長さが長すぎて入れない。
・某県の小さな道の駅であなたの車が停まれる駐車場は無いと門前払いをくらいました。
駐車場探しのストレス4
◍1週間~2週間で車体の重さに耐えきれずタイヤがつぶれるので車をたまに動かした方が良い。
ストレス2
◍トイレのブラックタンクは中身を処分するのに大変。
・捨てる場所を考えたが、最終的にトイレを取り付けたが1度も使ったことがありません。
汚物を処理できる、処理する方法を良く考えておけば良かったと反省。
ストレス3
◍プロパンガスの充填をしてくれるお店が殆どない。
・冬にFFファンヒーターを使用するのですがプロパンガスが無くなり旅先のガス屋に
充填をお願いしたら違反になるから出来ないと2件断られ寒い思いをした経験がある。
冬用の寝袋を持っていなかったら・・・お亡くなりになっていたかも。
ストレス4
まだまだストレスを感じる部分は多くありました。
あの時代はまだキャンカーも少なく、キャンカーを珍しく見る人も多くいた時代です。
『キャンピングカーですよね?!大きいですね』っと良く聞かれました。そんな声を聞きながら心の中では『そんなに手を叩いて喜べるキャンカーでは無いよ』そう呟いてました。
キャンカーを手放した最大の理由は『目的地まで運転する事のストレス』です。
キャンカーを売却したあと、もう2度とキャンカーは買わないと決めていました。
輸入車のキャンカーの走りをしるまでは。
まず、車体の大きさですが6mを超え、高さ3mを超えるキャンカーは駐車場問題、高架下を通れない時があり結果大回をしなければならない、道路車線にはみ出ているお店の看板に気を付けなければならない、Googleマップを信じて狭い道に入りバックできずに終わる・・・。
高速道路で車の流れに乗れず渋滞の原因になる、斜線からはみ出し駐車場で迷惑そうな顔をして見られる。小型スペース、大型スペースでも同じような気を使いました。
コインパーキングに止められない。山道でたまたまあったコーヒーショップの駐車場にも入れず指示された路肩に止めると車体の重さからタイヤが埋まりスタックする。
以上の問題を経験しました。
自分の場合、なるべくストレスなく目的地までスムーズに行ける車両が好みなので
国産のキャブコンで学んだ教訓を生かして自分の行きたいところ、キャンプ生活を考慮してバンコンという選択に落ち着きました。キャンプ場をベースとして観光地を回る。
車体はギリギリ6m以下にして車幅も2m、高さも2.5mチョイ。
バンコンとしての問題は
身長が179cm(1cmちじんだ)ですとキャンカーの中を歩くときに中腰にならないと
歩けない問題、熊の様な体格なので車内が狭いと色んなものに体が当たり物を壊す等の心配があるので
国産のバンタイプ、軽自動車、ポップアップタイプの屋根(雨漏りが心配なのと車体の合成がどうなの?)問題があり大柄な輸入車のバンタイプに決定。
この時ベンツとフィアットが頭をよぎる。
今回は車の走りと車内の広さ、快適さを優先順位として車両を決める事にしました。
あとは、上記にあげた問題。
今思えば、下調べもしないで購入した自分が悪いのですが良い経験になりました。
キャブコンにはキャブコンの良さもあり、天井が高くとれる、居住空間も広く収納スペースも
沢山とれる。就寝定員が多い。国産のキャブコンでも足回りを確りとしたものに変えればある程度の
乗り心地やコーナーリングも変わると聞いています。今のキャブコンは進化してきてるんですね。
悩んだらその人に合ったスタイルのキャンカーを考えて、先人の人の体験を聞きキャンカーを選択したほうが宜しいかと思います。
あと、必ず試乗してみてください。
車体の重い車を運転してみて行けるかどうか?必ず確認したほうが良いです。
特に国産のベース車の場合、見た目に反して動きづらかったり、ハンドルを切っても思ったように曲がらない感覚があります。ブレーキの効きも微妙なのがります。先読みしてブレーキングをしないと止まらないと思ったところに止まらないとか・・・。
試乗が出来ないようならその車は買わない方がマシです。私も試乗ができず、初めて運転した時に『重い、曲がらない、止まらない』一気に運転する事がストレスになりました。
背の高い車は トレッド幅の広い車を選択する。長いキャンカーは自分のキャンピングスタイルを考える。家族構成で就寝定員が決まります。何を1番重視するか、それからの選択と
判断になるかと思います。
スターフォレストキャンプでは7mのキャンカーも駐車可能です。
Aサイトにはウッドデッキが備わります。Bサイトは砂利敷き込みです。
キャンカー納車に合わせてキャンプの予行練習にも是非ご利用ください。
ストアーも近隣にあります。AC電源もあり給水用の水道もAサイトには備わっています。
1泊でもしてみれば旅の時に何が必要なのかわかるはずです。
また、貴方様のキャンカーをYouTubeで紹介してみませんか?。キャンピングカーを購入したいがなにをどう考えてどのメーカーを選べば良いのか迷っている方が多くいます。きっと参考に見てくれると思います。
また、キャンカーを購入する、決める前に手っ取り早いのはCarstayでのキャンカーレンタルです。
好きなタイプ、気になるタイプをレンタルして使用感を体験されると良いと思います。
国産から輸入車とかなりの台数があります。
少しでもキャンピングカー選びのヒントになれば幸いです。