スタッフブログ
キャンプ場での暖を考える
キャンプ
皆様こんにちは、本年も宜しくお願いいたします。
今年のお正月の三箇日は家から出ずに嫁とYouTubeを見ながらまったりと過ごしました。
購入予定だった洋服とズボンはインターネットという便利な文明の利器を利用し購入。
出かけることなく購入できました。
コソコソと自宅のマシーンで筋トレをとも思いましたが・・・飲んだくれて
筋トレどころじゃありません(笑)。まぁ、そんな人間です。
さて、昨今キャンプの便利グッズが増えてきています。
先日もテント内での暖を取るためにと豆炭を使った炬燵をリポートしている
YouTubeキャンパーがおりました。
安全を考えて確りと一酸化炭素チェッカーを二つ取り揃え安全は確保しているようです。
実際に実験をしているのですがチェッカーは反応せず。
炬燵の中もテント内も数値は0のまま。
『事故が起きなければ良いね』嫁と手に汗握る実験を見ておりました。
確かに確りと燃焼していれば一酸化炭素は少ないと思います。
一酸化炭素が『出ない』ではなく『少ない』というのが正解です。
だがしかし・・・一歩間違えれば大事故、いや死人もでる。
『大げさだよ』という人も中にはいると思いますが、毎年寒い時期になると
テント内での一酸化炭素中毒による事故が多発しているんです。
『喚起していれば大丈夫でしょ』そう思われる方もいると思います。
以前にブログにも載せましたが、テントに自分たちが入り、テントの入口を開放して
テントの外入口付近で炭を使いBBQしていた人たちが
頭痛を訴えて数分でバタバタと倒れ助け出したという事故を体験しています。
テントの入口は空いてましたが一酸化炭素がテント内に入り、少しはテントの隙間や
網戸から換気されて一酸化炭素が出て行きましたが残りの一酸化炭素がテントの上で滞留し
それを吸った人が一酸化炭素中毒に陥ったわけです。
昔から、テント内は火気厳禁が鉄則でした。
ガスランタンやオイルランタン、ガスストーブやシングルバーナー、薪ストーブ。
安全を確保しても万が一が起こる事もあります。
現在、便利なポータブルバッテリーもあります。
それを使ってホットカーペットや電気毛布を使い暖を取れば良いだけです。
事故に繋がる率が大きい火気を使って暖を取るというのは
アウトドアーの醍醐味、カッコいいとかベテランとも言われると思いますが
特に初心者の方は絶対に抱けた方がよいと思います。
外に雨が降っていて網戸が雨に濡れて換気口率が悪くなったりという
問題もあります。
45年間キャンプをしていますが数回一酸化炭素中毒事故を見ています。
私は一度もテント内で火気を使わずに今までやってきました。
ソロの時は焚火に爆ぜない石を入れて焼き、テントの下に穴を掘り焼けた石を投げこみ
上に砂をかけてその上にテントを設営したり、お湯を沸かして湯たんぽを作り
シェラフの中に入れて過ごしたり、火をテント内で使わなくても快適に過ごせる
方法はあります。
雰囲気や、醍醐味を取るのか・・・家族、友人の命を取るのか。
選択は簡単ですよね。
人がやっているから大丈夫だろう、メーカーが安全と言っているから大丈夫だろう。
事故は突然やってきます。
大切な命、ご安全に!。