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なぜ蔵に魅かれてしまうのか
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土佐を旅した時に漆喰の景観について書きたい。
蔵の特徴としては、 米蔵 味噌蔵 道具蔵のように
収納に強い 火に強い 風雨に強い 盗難に強い 虫や動物侵入に強い
壁の厚みは30cm,屋根は6~15cm 開口部を戸前(土扉)木の骨組みに隙間なく土をかぶせ、さらにその内側にも土扉を入れて耐火性及び防犯性を高めた建造物。
形状 容姿もうつくしいので以下の写真ご覧いただきたい
以前土佐漆喰を体験するべく高知へ行った時の写真
写真①

写真②

ごらんのとおり美しい白 アンミカエル先生によると白は300色あるらしい
その中でも個人的には漆喰の白は絶品だ
しかし、昨今の保存技術、冷凍技術には感服
ある温度を一定に保つ技術、次第にセキュリティーの技術も進化
大変な思いをして蔵を建てようと思うこともなくなったように感じる
使い捨てるだけのものを消費したのかもしれない
では蔵のある路地に人々が集まるのはなぜか
かつては丁寧に建造物を造り、大切に使い、蔵に納め、子孫に伝えてきた。
そうした文化的な背景や景観の美しさを想像力を使って
蔵の背景 歴史を見通すことが好きなのかもしれません
写真③
