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「スラブヒーター」ってなんだ?

2022.12.05

こんにちは、佐藤です。

急に寒くなりましたね…先日までコートがいらなかった気温だったのに急気温が下がり、今ではコートとマフラーが手放せなくなってしまいました。

そして、ある意味冬の風物詩ともいえる現象が私の身に起こっています。それは「寒すぎて布団から出られない現象」

今日も寒すぎて、起きてはいるけど布団の中で30分近くうだうだして、家を出るぎりぎりの時間になってしまうという失態を犯しております。

そんな話を弊社社長にしたところ「うちはそんな経験久しくしてないなあ~むしろ布団剝いじゃうくらいだよ笑」と仰るのです。なん・・・だと・・・?

どういうことなんですか!?と社長を問い詰めた(?)ところ、何やら「すらぶひーたー」という奴がそんな現象を引き起こしているらしい…なんだその中東っぽい響きのものは…

というわけでそんな「すらぶひーたー」について調べてみたので皆さまにも共有しますね。

スラブヒーターとは

スラブヒーターとは床暖房設備の一種で、「基礎から温める」床暖房です。以下に通常の床暖房と、スラブヒータの違いを表にしてまとめてみました。

スラブヒーター床暖房
温めるもの基礎
熱の電動方式輻射熱輻射熱、伝導熱
起動時間1週間30分~1時間
初期費用3~4万/帖(1.5万~3万/㎡)5~10万円/帖

スラブヒーターの特徴ともいえる「基礎を温める」

コンクリートである基礎を温めるので、しっかりと暖房が効くのに1週間程度かかってしまいますが、一度ついてしまえばその後は特に温度調整などを行わなくてもシーズン中はずっと快適な状態で過ごすことができます

また、基礎ごと温めるのでトイレなどの狭い空間もまとめて暖かくなるのも特徴です。

また、「夜間蓄熱式」なので夜、電気代が安い時間帯に温めて、昼はそこで温めた熱をゆっくり放射して家を温めるのでランニングコストも比較的抑えられるのも特徴です。

基礎を温める

一方床暖房は「床だけ」を温めるので、リビングだけ、寝室だけといったポイント使いができるのが特徴。温度調整も容易にできます。

電源のオンオフも簡単にできるので日中は基本的に外出しているご家庭なんかは、床暖房を採用した方がいい場合もあります

両方に共通して言えるのは「輻射熱」を使っているのでとにかく体に優しい暖の取り方ができること。エアコンなどで乾燥を心配することもなければ、ストーブなどで場所を取られることもないのもメリットです。また、部屋を均一に温めることができるので、エアコンでよくある、同じ部屋なのにすみっこはめちゃくちゃ寒い!とか、足元が全然あったまらない!なんてこともありません。

スラブヒーター、アパート暮らしの私にはまだまだ導入できない代物でしたが、これから新築を検討されている方などは選択肢の1つとして、頭に入れておいてもいいかもしれませんね。

寒い日々は始まったばかりですが、寒さに負けずに過ごしていきましょう!

皆様も風邪などひかれぬようご自愛くださいませ。

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