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夏とエボシ

アウトドア

高橋 幸美

2022.06.29

突然ナツがやってきました。

なんでも観測記録史上、最も早い梅雨明けだとか。

ここ1週間くらい確かに梅雨さなかにしては珍しく南風が強めで吹いていて風系の遊びが出来てました。例年なら7月中旬過ぎに梅雨明け風が吹いて海で遊べるので、それに向けてワクワクを募らせるのですが、そんな暇もなく、太陽ジリジリ南風ヒューヒューだよ です。

小田急江ノ島駅のミズクラゲ

夏になると、お気を付けいただきたいのがモンスター「クラゲルゲ」そう海月です。

今シーズンはいつにもまして出現が早く、しかも南風の吹く日が続いてるので風と潮にのって岸近くに寄ってきています。6月中旬には由比ヶ浜~七里ガ浜全域~鵠沼海岸に打ち上げられたクラゲを多数、ほんとに多数確認しました。その頃はまだミズクラゲが多く、そんなに怖くなかった(でも刺されると痛い痒い)のですが・・・

ここにきてヤツが、そう青い悪魔のアイツに3回も逢ってしまいました。

カーツーオーノ エーボーシ~

ウィキから拝借

ドラえもん風に言ってみてもあの怖さは全く薄れませんね。刺されると死ぬことさえある猛毒クラゲです。海水浴などで海に入っているときはもちろん、浜に打ちあがって息絶えたモノでさえ、触れるとその猛毒にやられる恐れがあるので、決して触れてはいけません。触手が平均で10mもあるのであまり近くに寄らないようにしましょう。

打ち上げられたカツオノエボシ キレイだけど怖い~~


もし刺されてしまったら 1)海に入っていたらすぐに上がる 2)海水をかけて触手を洗い落とす。触手に真水や消毒用アルコールなどをかけると刺胞を刺激するので絶対禁止です。砂でこするのも同様にダメです。 3)海水で取れないときは指でそ~っと取り除く。 4)氷か冷水で冷やすと痛みが和らぎます。 5)そして医療機関で治療を受ける です。もし、呼吸停止・心停止に陥ったときはすぐに心肺蘇生法を開始しましょう。
ちなみに、酢が効くクラゲもいますがカツオノエボシは逆効果で危険なので絶対に酢をかけたりするのはやめましょう。

とはっても「夏」、そう2シーズンを我慢してきた私たちに、あの「夏」がやってきます。
今シーズンはこれまでの分を取り返すべく、大いに遊んで、食べて、楽しみましょう。
もちろん、気を付けるべきところは気を付けつつですね。水分&ミネラル補給も忘れずに

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